<グアム>裁判官「教会の破産による虐待請求の支払いは長引きすぎている」

米国グアム地方裁判所フランシス・ティディングコ・ゲートウッド裁判長は、教会の破産訴訟は「あまりにも長引き、法的・非法的費用は560万ドルに達している」とし、さらなる遅延を認めたくないと述べました。

同裁判官は、火曜日に出された命令の中で、「遺族は、この訴訟の解決を待ち続け、遺産からいかなる支払いも受け取っていない」と述べています。

地元と連邦裁判所で250件以上の聖職者の性的虐待訴訟で名を連ねているアガナ大司教区は、2019年に破産保護を申請しました。

判事は、修正された更生計画や開示書類(教会の資産と負債の一覧表)の提出期限を5月6日に設定しました。

同教会は2020年1月、当初の更生計画書と開示書類を提出し、570万ドルで売却したアクシオン・ホテルや250万ドルで売却予定だったハガニャの総長室不動産など、島内に所有する27種類の不動産を売却または担保に入れる予定だと明記しています。また、必要性のない教区の財産も約100万ドルで売却する予定でした。

同教会は、破産費用を含め、運営を継続するために毎月約32万5千ドルを支出していると報告しました。現金は125万ドルで、アクシオン・ホテルの売却金は別口座にあると報告しています。

同教会は2021年11月に修正開示書類を提出し、現金と財産で1496万ドルから2138万ドル、保険会社からの現金1300万ドル、合計2796万ドルから3438万ドルを使って虐待請求の支払いを行う予定であるとしました。

同教会は、不動産の売却には時間がかかるが、破産計画が承認された後すぐに保険金を使って支払いを始めることができると考えていると述べています。

裁判官は、4月29日に開示書類の審理を設定しましたが、一部の当事者から時間の延長を求められたため、5月13日に予定を変更しました。

先週、判事はこの裁判の状況聴取を行い、その際、さらに2週間の延期を求める声がありました。

今週、判事は、6月10日午前8時30分に開示書類の修正に関する審問を設定し、「これが期限の延長の最後となるだろう」と述べました。

https://www.guampdn.com/money/judge-church-bankruptcy-to-pay-abuse-claims-is-taking-too-long/article_294d7922-c51c-11ec-b3d6-f730ecd18fe9.html

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