＜グアム＞パワー・クレジット・プログラム（電力補助金）が立法院を通過
グアム議会は、グアム電力公社のすべての住宅、マスターメーター、商業顧客に対する電力クレジット・プログラムである法案325-36を可決しました。
投票は、全会一致で行われました。ティナ・ムーニャ・バーンズ副議長、フランク・ブラス・ジュニア議員、テレナ・ネスロン議員、サビン・ペレス議員は、欠席し、投票していません。
法案325は、グアム電力公社のすべての住宅、マスターメーター、商業顧客に、500ドルのクレジットを付与し、5ヶ月間、顧客の請求書に対して、100ドルのクレジットを5回に分けて付与するものです。
このプログラムは当初、2022年度の一般会計予算からの充当のみとされていましたが、月曜日に、2021年度の一般会計の余剰収入と、この法案の目的に使用できる連邦資金を含むように修正されました。
さらに、法案の目的に使用できる連邦資金がある限り、このプログラムに地方資金を使用することはできません。
アデラップ（立法府）は、さまざまな理由からクレジット・プログラムには使えないと述べていますが、知事の裁量による連邦資金が利用できるのに、一般資金を使うことに懸念があったのです。
法案325の最初のスポンサーであったジェームス・モイラン上院議員は、月曜日、この法案から名前を外すよう動議を出しました。
同議員は、連邦政府の資金が利用されないことに納得がいかず、「行政の透明性の欠如を支持するような法案に名前を載せることはできない」と述べました。
「ここ数ヶ月、CNMIとハワイで、連邦資金を利用した公共事業救済プログラムが実施されたことが証明されている。私たちは、マイケル・サン・ニコラス米下院議員から意見を聞き、また、他の管轄区域がARP資金にどのように対処しているかを調査してきました。グアムはどう違うのでしょうか？なぜ、制御不能な薬物の蔓延など、他の多くの差し迫ったニーズに対処するために適用できる地域資金を使わなければならないのでしょうか」と上院議員はリリースで述べています。
アデラップは、月曜日の審議での発言に対し、サン・ニコラス氏と一部の議員が誤った情報を提供していると反論しました。知事室の声明では、所得基準などの測定可能なデータに基づかない重要な直接支援プログラム（その代わりに、クラスとして影響を証明できない人々に現金を与える）は、「法律の文言と精神に違反している」と強調しました。
法案325は現在、知事の机の上に置かれ、制定するか、拒否権を行使するか、あるいは何もせず、この法案を法律として失効させるかの決断を迫られています。
