<サイパン>ホフシュナイダー上院議員:BOOSTプログラム「理解を超えた悲しさ」
退任する上院議長のジュード・アンタラン・ホフシュナイダー氏は、BOOSTプログラムを「理解を超えた悲しさ」と呼びました。
BOOSTとは、”Building Optimism, Opportunities, and Stability Together “の頭文字をとったものです。前政権で実施されたこのプログラムは精査され、下院合同委員会で調査されました。
先週の第22回上院の最終審議で、このテニアン代表議員は次のように述べました。「今、地域社会に大きな問題があり、多くの人々に影響を与えています。[それは)多くの混乱を引き起こしている」
Hofschneider氏は、このプログラムについて問い合わせの電話がかかってきていると述べ、それらの問い合わせに対する答えは持っていないと付け加えました。
「ここ数週間は(悩ましい)……。メンバーの皆さんはどうかわかりませんが、先ほど電話がかかってきて、『この先どうするのか』と聞かれました。答えはないのですが……」と同氏は述べ、同氏は受信者の1人だから、返事をしないといけないと言います。
Hofschneiderはさらに、「私は何も指をさしているわけではありませんし…。でも、悲しいし、理解できないし、胃が痛くなる…人々を助けるために存在しているのに、今日のような状態になっているなんて…。プログラムに参加した人たちの夢や希望が打ち砕かれ、今何が起きているのかを知ることになるのです。それに直面するのはつらいことです」と話しました。
同氏は、「このプログラムを運営している人たちは、人々を裏切っている。私たちは純粋に、このプログラムがCNMIの私たちのコミュニティーに多くの興奮をもたらしたから支持していたのだが、ただ何が起こっているのかを知っただけなのです」と述べました。
同氏は、「私も、そしてここにいる他の人たちも、逸脱しているそのことで、それを吐き出したかっただけです」と言った。
今日、第23代上院議員の就任式が行われ、ホフシュナイダー氏は新しい少数派の4人のメンバーのうちの1人となります。
無所属の3人と民主党の2人が新指導部を構成することになります。