<サイパン>ロタ・グアム海域で行方不明の船員の捜索を一時中断

グアム州サンタリタ-米国沿岸警備隊は、2月12日の日没をもって、42フィートの船舶Senor Dungからの3人目の船員の捜索を一時中断しました。3人目の船員(49歳)は、依然として行方不明です。

米国沿岸警備隊ミクロネシア/セクターグアム司令官ニック・シモンズ大佐は、「全員の所在を突き止められずに捜索活動を中断することは決して容易ではなく、3人目の船員の家族や友人に哀悼の意を表します」と述べました。「幸運なことに、3人のうち2人の船員の救助に貢献した地元の強力な関係を持っています。また、1週間足らずの間に2度目となる海上での行方不明者の捜索に協力してくれた地元や軍のパートナーに改めて非常に感謝しています。コープノース演習を主催する米太平洋空軍が、これらの資産と乗組員を支援のために転用してくれたことに感謝します」

このチームは96時間以上にわたって26以上の捜索パターンを実施し、7,566平方マイル以上のエリアをくまなく捜索しました。

現在までに参加した隊員は以下の通りです。

– グアム消防署

– ロタ市公共安全局(Rota Department of Public Safety

– 米国海軍ヘリコプター海上戦闘飛行隊第2-5飛行隊

– グアム陸軍州兵

– 米国空軍

– 米国海兵隊

– オーストラリア空軍

– フランス空軍 – アジア太平洋地域およびフランス領ポリネシアの軍隊

– USCGCマートル・ハザード (WPC 1139)

– 米国沿岸警備隊アプラハーバー基地

– 米国沿岸警備隊バーバーズポイント航空基地

– 米国沿岸警備隊ミクロネシアセクター グアム共同救難サブセンター

前回のケースと同様、このような状況では、捜索範囲が広いため、航空支援が不可欠となります。グアム陸軍警備隊のヘリコプター・クルーが瓦礫の場所を突き止め、マートル・ハザードのクルーが救助した2人の船員を誘導してくれた」と、今回の捜索・救助ミッション・コーディネーターの一人、クリスティン・イギスマー中佐は述べました。

2月8日午後7時30分、FM/SG JSRCの監視員は、VHF-FMチャンネルで、ロタとグアムの間でSenior Dong号が着水しているとのメーデーコールを受けました。船長は、沈没した船には3人が乗っていると述べ、船長の情報を収集する間、通信が途絶えました。グアム消防局は、同日未明、同船がハガニャ・マリーナを出港したのを確認しました。

監視員は直ちに現場の北西のパトロールからMyrtle Hazardを迂回させ、ステーションApra Harborの45フィートのレスポンスボート-ミディアムの救助ボートクルーの出航を指示しました。彼らは、グアム消防署の救助ボート隊とHSC-25のMH-60ナイトホークヘリコプターに支援を要請しました。翌日の捜索には、米国沿岸警備隊、グアム陸軍州兵隊のUH-72ラコタ・ヘリコプター隊、米国空軍第36空輸飛行隊所属のHC-130、バーバーズ・ポイント空軍基地所属のHC-130ハーキュリーズの航空機隊が協力しました。ラコタ隊員の活躍は、生存者2名の救出に直接つながりました。

グアムに滞在中の米国防総省と多国籍航空機の乗組員は、太平洋空軍の「コープノース2023」に参加しています。この演習は、米太平洋空軍が主催する多国間野外訓練で、大規模部隊の派遣、機敏な戦闘配置、人道支援・災害救援訓練に向けた三国間の空中統合に重点を置いています。この演習は2月8日から24日まで行われます。HSC-25はコープノースにも参加し、グアム州兵はグアムに常駐しています。

現在、捜索は中断されていますが、今後数日間、目撃情報などをお持ちの方は、米国沿岸警備隊ミクロネシア/セクターグアム合同救難サブセンター(+1 671-355-4824)にご連絡ください。

現場の天候は、最大25ノットの風、最大6フィートの風波、最大9フィートのうねりという厳しいものでしたが、週末を通して改善されました。捜索期間中、小型船注意報と引き波注意報が発令されました。(USCG)

Search suspended for mariner missing in Rota-Guam waters – Saipan Tribune

 

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