<グアム>自動車盗難未遂で男2人を起訴
2人の男が自動車を盗んでいる最中に逮捕されました。
3月2日、午前2時18分頃、グアム警察の警官は、マンギラオで進行中の自動車強盗の被害届けに対応しました。警察は、アンソニー・ジェームズ・ヘフリン被告(38)とマーク・ジェームズ・サブラン・キンタニラ被告(47)が自動車を盗もうとしているのを目撃したと、グアム高等裁判所に提出された判事の訴状で主張しました。
訴状によると、ヘフリン被告がレクサスの運転席側のドアに乗り、車のドアを開けようと身を乗り出しているのを警官が目撃し、キンタニラ被告は車の中にいました。
ヘフリン被告は警官の口頭での命令に応じ、両手を見せ、停止しました。
訴状によると、から降りるよう命じられたQuintanilla被告は、車の持ち主が、「引き取りに来いと言ったんだ!」と叫んだとされています。2人は下車し、車は確保されました。
事件
報告者の男性はその後、ヘフリン被告とキンタニージャ被告が運転していた車(白いホンダ・シビック)が、3月1日の正午に最後に目撃された自分の車かもしれない、と警官に語ったと言いました。
その男性は、「何かの道具の柔らかい音が聞こえた」と言い、その後、キンタニラ被告が黒いバッグを持ってレクサスからシビックに向かって歩き出し、助手席のドアを開けるのを見たと言っています。
訴状によると、男は隠れたまま、警察に連絡しながら男たちを見守り続けたとのことです。
警察はレクサスのチェックの際、通報者の登録車であることを確認し、「運転席側のダッシュボード部分の下からワイヤーがぶら下がっている」「運転席側の床板に電動ドリルがある」「運転席の上に大きなドライバーがある」など、内装が乱れているのを確認しました。
「警官は報告書の中で、イグニッションをいじって車を走らせているように見えたと述べた」と訴状には記されています。
疑惑の告白
ヘフリン被告は申立によると、警察に、シビックを運転してクインタニラ被告がレクサスを受け取るのを手伝ったと言いました。
ヘフリン被告は警察に「何が起こっているのかわからないが、(キンタニラが)友人からレクサスを受け取ることを許可されたことだけは確かだ」と話しました。
Quintanilla被告の警察でのインタビューでは、彼はシビックを盗んだことも、レクサスに侵入する計画も否定しましたが、Heflin被告は友人からレクサスを受け取ることを許可されていたと言いました。
ヘフリン被告はレクサスを盗む計画を否定したが、キンタニラ被告は念のため車のバッテリーが必要だと言ったとされます。Quintanilla被告はLexusの鍵を持っていませんでしたが、すでにロックが解除されていました。
Quintanilla被告は、ドリルを「室内を照らす懐中電灯とともに光源」として使用し、Heflin被告はQuintanilla被告に渡すためのドリルビットを探しにシビックへ行ったと説明しました。
訴状によると、ヘフリン被告はレクサスの助手席側ドアを開け、ドリルを使って室内を照らし、一方、キンタニラ被告はレンチを使って室内パネルのボルトを外したと主張しています。
Heflin被告とQuintanilla被告はともに、第2級重罪として自動車窃盗未遂と自動車への強盗の罪で起訴されました。
また、Quintanilla被告は、第2級重罪としての自動車窃盗と軽犯罪としての財物窃盗で起訴されました。
検事総長室によると、クインタニラ被告は1993年から2019年の間に14の前科があり、そのほとんどが窃盗罪から成っています。