＜ロタ＞DPL、ロタリゾートの土地リース契約を解除
国土（公有地）局は木曜日、Rota Resort & Country Clubを所有するRota Resort LLCとの土地リース契約を解除し、リース料639,897.37ドルに利息を付けて支払うよう要求しました。
DPLのテレシータ・A・サントス局長代理は、解約通知の中で、Rota Resort LLCのオーナーであるHee Kyun Cho氏にも、DPLが敷地内に入り、すべての建物、備品、改良品を所有し、不法侵入の責任なしに賃借人を立ち退かせると通知しました。
ホテルと18ホールのゴルフコースを運営するロタリゾートは、土地リース契約のいくつかの条項に違反しているとサントス氏は述べました。
これらの違反には、四半期ごとのタイムリーな支払いを行わなかったこと、最低200室のホテルルームを建設、施工、完全装備して備え付けることを怠ったこと、建物とその周辺の敷地をきちんとした衛生的で魅力的な状態に維持しなかったことが含まれます。
サントス氏はチョウ氏に、DPLの記録に基づき、ロタ・リゾートは2020年7月1日から2023年2月28日までのリース料と利息でDPLに639,897.37ドルの債務を負っていると話しました。
彼女は、ロタリゾートがコビッド19パンデミックの経済的影響により、土地リース契約の「不可抗力」条項を発動したことを指摘しました。
しかし、この条項は、当初の建設、修理、再建の開始または完了にのみ適用され、履行を完全に免除するものではないと彼女は言います。
さらにサントス氏は、土地賃貸契約では、ロタリゾートはそのような事象が発生してから30日後にDPLに文書で通知することが義務付けられていると述べました。
サントス氏は、ロタリゾートの弁護士が不可抗力を主張する書簡をDPLに送るまで、ロタリゾートは救済を求める意思をDPLに通知していなかったと言います。
「DPLは、パンデミックがCNMI内だけでなく世界全体にもたらした苦難を理解しているが、DPLはNMIの子孫のために公有地のリース料を徴収するという受託者の義務に縛られている」とSantos氏は述べています。
同氏はまた、ロタリゾートがホテルリゾート敷地の一部をドコモ・パシフィックに転貸したことをDPLは知っていると述べました。
彼女は、ロタ・リゾートがドコモとサブリース契約を結ぶことにDPLの同意を得ていなかったので、ロタ・リゾートにドコモの設備を敷地から撤去するよう命令していると述べました。
先月、上院副議長のドナルド・M・マングローナ氏は、ロタ・リゾートは昨年から営業しておらず、家具を含むすべての資産はCNMI政府の知らない間に「清算」されていたと述べました。
DPLが、ホテルが「空っぽ」であることを知ったのは、2月初旬のことだったとのことです。
