<サイパン>IPIの建物の安全問題は、カジノ委員会の責任ではない
ガラパンにあるインペリアル・パシフィック・インターナショナルの未完成のカジノホテルの安全性の問題は、コモンウェルス・カジノ委員会の責任ではないので、公共事業局は建設現場を検査するためにCCCの許可を得る必要はないと委員会は述べました。
先月初め、民主党のレイ・N・ユムル局長は、カジノ委員会に対し、この施設と市民に危険を及ぼす可能性のあるタワークレーンを検査する許可を求めました。
水曜日の会議で、CCCのEdward C. Deleon Guerrero会長とRalph S. Demapan副会長は、建設現場の安全性について何の権限も持っていないと述べました。
政府のCovid-19規制により、IPIは2020年3月にホテル・カジノの営業を停止しました。
Demapan氏は、すでにDPWの局長と会い、委員会の責任について説明したと述べました。
同氏はまた、建設現場の安全を確保するために、消防局や救急医療サービス局など他の政府機関と協議するようユムル氏に要請したと言っています。
デマパン氏は、オークションに出品されるIPIのゲーム機器などには、コモンウェルスのシールが貼られているものがあるため、委員会がその責任を負っていると繰り返し述べました。
同委員会は、IPIに残る警備員と協力して、これらのゲーム機器に対するCNMI政府の利益が保護されるよう取り組んでいると付け加えました。
デレオン・ゲレロ氏は、委員会はカジノの檻の中に保管されているギャンブル用チップについても懸念していると述べました。これは交渉可能なチップであり、裁判所命令の管財の対象にはならないと言います。
彼は、これらのチップは通貨とみなされると言っています。カジノが再開されたとき、委員会はIPI社に対し、カジノ閉鎖前にチップを購入し、換金できなかった可能性のある人々に通知するよう要求する予定です。
Deleon Guerrero氏によると、カジノにはかなりの量のチップがあるとのことです。
「私たちが懸念しているのは、この建物が安全かどうかということではありません。それは、これまでも、そしてこれからも、DPWの管轄です。しかし、DPWが我々の援助を必要とする場合には、我々は協力するつもりです」とDeleon Guerrero氏は付け加えました。