<サイパン>電力復旧を支援:CUCがグアムへ送電線作業員を派遣

グアム電力公社(Guam Power Authority)の電力復旧作業を支援するため、CUC(Commonwealth Utilities Corp.)の送電線作業員12名(そのほとんどが嵐対策経験者)を昨日グアムへ派遣しました(台風マワーの被害を受けたグアムの電力復旧を助けるため)。

先週金曜日の午後、CUCの会議室で行われたニュースブリーフィングで、アーノルド・パラシオス知事は、CUCチームはグアムにいるCNMIの兄弟姉妹を助ける準備ができたと述べました。

パラシオス知事によると、CUCのクルーはCNMIの旗を持参し、台風後の復旧作業でグアムがコモンウェルスを支援したときに旗を掲げたのと同じように、旗を掲げる予定だそうです。

「私たちは、自分たちが何者であるか、誰を代表しているのかを誇りに思ってほしいのです。そして、私たちはあなた方をとても誇りに思っています。私たちは、あなた方がグアムの兄弟姉妹を助けることができることを確信しています」と知事は12人のCUCクルーに語りかけました。

昨年5月24日のマワーの強風と豪雨は、グアムの電力システムに大きなダメージを与え、52,000人以上の顧客に対する電力供給に影響を与えました。

先週金曜日の記者会見には、デビッド・M・アパタン副知事も出席し、レイ・ロサール神父がクルーのメンバーを祝福する祈りをささげました。

CUC理事会のジャニス・A・テノリオは、GPAがCUCチームの面倒を見ることになり、ハイアット・グアムに置くと発表しました。

CUCのエグゼクティブ・ディレクター代理であるベティ・G・テルラジェ氏は、CUCのクルーは約30日間グアムに滞在する予定だと述べました。延長が必要な場合は、さらに30日間延長するとのことです。

「私たちは、次のバッチのためのバックアップを持っています」とTerlaje氏は言います。

今回の協力体制は、CUCとGPAが大災害時の緊急支援について相互に合意した結果であるとのことです。

Terlaje氏によると、CUCはMawarの破壊後、まずロタ島で8~9日間、電力と水道の復旧に力を注いだとのことです。

ロタのユーティリティが完全に復旧し、オペレーションが通常通りになった今、2015年の台風スードロや2018年の超大型台風ユツがサイパンとテニアンの配電システムを破壊した後にGPAがCUCに援助を与えたように、「グアムの兄弟姉妹」に手を貸す時が来たとTerlaje氏は語りました。

「私たちは、逆境の時にマリアナ諸島や太平洋地域の姉妹電力会社と協力することの重要性を認識しています」とテラヘ氏は述べました。

また、GPAのゼネラルマネージャーであるジョン・ベナベンテ氏をはじめとするGPAファミリーの協力、もてなし、そして今回の取り組みでCUCのラインクルーを迎え入れてくれたことに感謝しました。

「彼らの支援によって、私たちは過去に受けた支援に応えることができ、私たちの電力会社間の絆を深め、自然災害に直面したときの団結の精神を強化することができます」と彼女は述べました。

12人のCUCクルーのリーダーであるマイケル・イティブス・クックン氏は、インタビューで、彼らのうち10人がサイパン出身、2人がロタ出身であることを明かしました。

クックン氏は、2002年の台風ポンソナの被害を受けてグアムに派遣されたCUCチームのメンバーでもあり、グアム支援のためのCUCクルーのメンバーとしては2度目となるそうです。

クックン氏によると、現在のCUCチームのメンバーの多くは、今回の出張が初めてのグアム支援となるが、彼らのほとんどは、暴風雨対応のベテランであるとのことです。

「台風ソウデロアとユツの時は、彼ら(GPA)がやってきて、私たちを助けてくれました。だから、私たちはお返しに姉妹島を助けなければならないのです」と同氏は語りました。

テノリオ氏は後のインタビューで、12人のCUCクルーがグアムに行く最初のグループであり、後に別のグループを派遣することもあると語りました。

「つまり、ローテーションのようなものです。彼らの多くはベテランで、高度な資格を持ち、認定を受けています」と同会長は語っています。

Terlaje氏は、9人が電力ライン工の資格を持ち、3人が資格を取得する予定であると述べました。

Terlaje氏は、GPAは電力ライン工とグランドマンを必要としていると言います。

「私たちは、ライン工の仕事もできる最高のグランドマンを彼らに与えた」と彼女は言っています。「どこに置いても、彼らは有能です」

Terlaje氏は、GPAを60日間支援することを約束しているが、30日単位で処理をしていると言います。

テラヘ氏は、GPAがユトゥの時に支援に来た時、ほぼ3カ月間ここにいたことを指摘しました。

テラヘ氏は、GPAとの協定により、災害時に必要な支援を互いに提供することができると述べました。

「私たちは彼らのために存在し、彼らは私たちのために存在する。私たちは彼らが必要とするものを支援するつもりです」とTerlaje氏は言っています。

https://www.saipantribune.com/index.php/cuc-sends-line-crew-to-guam/

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