＜グアム＞定足数不足でGVB会議開催できず
理事会メンバーは「ディスカッション」を実施
定足数不足のため、グアム政府観光局理事会は木曜日、いくつかの緊急事項について決定を下すことができませんでした。
GVBによると、パンデミック後のビジター産業の回復は、台風マワーの破壊後、さらに2年遅れとなったそうです。木曜日の理事会では、GVBによる立ち往生した観光客への支援、韓国と日本の観光客市場の回復戦略、観光地の清掃状況などが議題として取り上げられました。
しかし、GVB局長兼CEOのCarl Gutierrez氏によると、理事のJoaquin Cook氏はバーチャルで議論に参加するために必要なGoToミーティングのアプリをダウンロードできず、理事でSinajana市長のRobert Hofmann氏は連絡がとれなかったとのことです。
そのため、理事会は定足数である8名のメンバーを欠いたままとなりました。
今年に入り数名の退会者が出たため、理事会はグアムの法律で認められている12名のうち、わずか9名で定足数を満たすことが難しくなっています。理事会のメンバーは、4月13日以来、会合を開いていません。5月には、定足数の不足と台風マワーの影響により、2回に分けて会議が中止されました。
木曜日の会議のライブストリームは切断され、グティエレス局長は、メンバーが決定を下すことなく議論を続けることを発表しました。GVBのスタッフと取締役は、グアム・デイリー・ポスト紙に、継続審議は非公開であることを伝えました。
Gutierrez氏は、定足数不足のため、大きな意思決定はなかったと述べています。嵐後の対応が主な議題であったとし、「経営陣はとにかく我々のプログラムを進めている。私たちは、それを理事会に知らせたかっただけです」と同氏は述べました。
台風の後、新聞が発行されず、公告ができなかったため、理事会の議長であるジョージ・チウ氏は、メンバーが再び会合を開くには、緊急事態宣言が必要かもしれないと述べました。
オープンガバメント法では、公開の取締役会の通知を5営業日前に「一般に発行される新」に印刷することが義務付けられています。
Chiu氏は、オンラインやソーシャルメディアで公開された通知で十分かどうか、法的見解が必要だと述べました。
ポスト紙は、理事会が、メンバーが私的に話している場合に、オープンガバメント法違反が発生することを懸念しているかどうかを質問しました。
グアム法典には、「偶然の会合、非公式な集まり、電子通信は、公務の決定または審議に使用してはならない」と記されています。
グティエレス局長とチウ理事の両氏は、GVBの運営や意思決定以外の事柄について話し合っていたと言いますが、チウ氏は「会議が行われている、つまりオープンガバメント法に違反しているとの認識を避けるため」会議を打ち切ることにしたとされています。
GVB広報担当のJosh Tyquiengco氏によると、その時、局の法律顧問Joseph McDonald氏は出席していませんでした。
Chiu氏は、理事会のメンバーは「（理事会の）メンバーとしてではなく、（個人の）ビジネスオーナーとしてここに座り、ここで何をしているのかについて議論していた」と述べました。
グティエレス氏は、この議論は、グアムを襲うかもしれない次の台風に対するベストプラクティスについてであり、「GVB組織として、今、観光客を呼ぶために何をしているのかではなく、（組織について）、（何が）間違っていたのか」であったと述べました。
議論が終わった後、理事でグアムホテル＆レストラン協会会長のメアリー・ローズ氏は、業界がどのように対応したかについて会員に報告するとポスト紙に語りました。
「教訓を得た」
台風マワーによって、5,000人以上の観光客がグアムで足止めを食らいました。
ローデス氏は、「私たちは、観光客だけでなく、より大きなコミュニティにも宿泊施設やサービスを提供しなければならないという教訓について話していました」と述べました。
「ホテルやレストランへの翻訳サービスを担当する民間企業の関係者、そしてそのすべての現状について、GVBとGHRAが協力して、この緊急時や復興期の関係者にすべてのサービスを提供する方法についてです」
グティエレス局長と理事会は、昨年、GVB局長が理事会の案件を話し合うために秘密裏に会合しているメンバーを非難した後、ずっと対立していました。
