<サイパン>パラシオス知事:タッチバック規定の廃止、少なくとも延期を再度訴える
もし機会があれば、アーノルド・パラシオス知事は、ジョセフ・バイデン大統領と米国議会に対し、1週間後に施行される予定のCNMI暫定労働者プログラムの「タッチバック」条項の廃止、あるいは少なくともその実施を延期するよう、改めて訴えることを望んでいます。
パラシオス氏はインタビューの中で、昨日の時点ではバイデン-ハリス政権から「タッチバック」条項に関する進展は受けていないと述べました。
すでに米国議会と国土安全保障省に、この規定の廃止か延期を要請しており、まだ良い進展があることを期待していると知事は語りました。
知事は、移民に関することは今アメリカ議会で非常に微妙な状況であることを念頭に置いていると述べました。「我々は、彼らが我々の状況を理解してくれることを望んでいる」と彼は指摘しました。
パラシオス知事は、一度にすべての労働者を離職させるのではなく、今年と来年でタッチバックを受ける労働者の年数と人数をどうずらすかについて、企業も含めて検討し、対処し始める必要があると述べました。
「私たちは働きかけました。サイパン商工会議所とビジネス・コミュニティのメンバーがワシントンD.C.に行ったことは知っています。私たちはまだ希望を持っています。私たちは常に希望を抱いているのです」
知事は、最近グアムで開催された米国下院天然資源委員会の監督実地公聴会で、この特定の問題に関する法案に対する議会の緊急支援の必要性を繰り返し述べたと言います。
「機会があるごとに、私はそれを得る」と彼は言いました。
パラシオス知事は、「タッチバック」条項が実施された場合、CNMIの多くのビジネスに悪影響を及ぼす、とこれまでの声明の中で繰り返し述べています。