＜グアム＞TSA、グアム空港で新しいセキュリティ技術を紹介
9月の国家準備月間にちなみ、運輸保安庁はグアムのA.B.ウォンパット国際空港で、最新かつ革新的なセキュリティ技術の一部を展示しました。
新しい装置の中には、TSAが規制する空港の60％にしかないものもあり、グアム空港の近代化を示しています。
TSAのスポークスウーマンであるロリー・ダンカーズ氏は、TSAがより厳格なプロトコルを開発しながらも、安全性とセキュリティのプロセスを迅速化するために、どのように新しいテクノロジーを使用しているかを紹介しました。
クレデンシャル認証
TSAによると、クレデンシャル認証技術により、コンピューターとスキャナーで本人確認のほとんどを行うことができるとしています。
セキュア・フライト・データベースとインターネットを利用すれば、旅行者は政府発行の写真付き身分証明書を提示するだけで、本人確認とフライト情報の確認ができます。
CATのデモンストレーションでダンカーズ氏は、「24時間以内の発券であれば、係官は私がどのスクリーニングを受け、どのフライトに乗るかを教えてくれます。以前は、搭乗券と身分証明書を使って手作業で確認していました。CATのおかげで搭乗券は不要になりました」と話しました。
ダンカーズ氏はまた、偽造や不正な身分証明書を検出しながらも、写真付き身分証明書の認証能力を向上させることができると述べました。
「パスポート、運転免許証、身分証明書など、数百種類の写真付き身分証明書をCATユニットで読み取ることができます。現在、225以上の空港で2,050以上のCATユニットが使用されています」
ダンカーズ氏はまた、1台約125,000ドルの新しいコンピューター断層撮影X線スキャナーの展示にも協力しました。
これらの新しいスキャナーは、2022年9月22日からグアムの空港に設置され、旅行者の機内持ち込み手荷物の検査に使用され、バッグの中身の3D画像を提供します。
「バッグの中身を鮮明に映し出し、さらにその画像を操作することができるのです」とダンカーズ氏は言います。「バッグの中にノートパソコンがある場合、その電子機器が改ざんされていないことを確認するために画像を引き出すことができます」
ダンカーズ氏は、電子機器や旅行サイズの液体を機内持ち込み手荷物の中にチャックを閉めたまま入れておけるので、個別に取り出す必要がなくなり、旅行者にとっても便利だと付け加えました。
「旅行者の手間が減れば、誰にとっても早くなります」とダンカーズ氏。
現在、グアムを含む全国230の空港で使用されているCTスキャナーは770台しかありません。
ボトル液体スキャナー
TSAはボトル液体スキャナーも導入し始めました。これは、渡航制限の3.4オンスまたは100ミリリットルを超える液体を医療上必要とする旅行者がいるため、液体爆発物の可能性を容易に検出するのに役立ちます。
「TSA職員に、医療上必要な液体を持って旅行していることを伝えるようお願いしています。その液体は、容器を開けることなく、液体の密度を分析するスキャナーにかけることができます」とダンカーズ氏は言います。「私たちがしようとしているのは、その液体がセキュリティ上の脅威にならないことを確認することだけです。爆発物の密度は、摂取するものの密度とはまったく違います」
