<サイパン>10歳、グロットでダイビング記録更新に挑戦
PADI認定ジュニア・オープンウォーター・ダイバーの最年少記録を更新する可能性を秘めた、アイラ・モンテッソーリ・スクールの生徒であるフィン・フレイシュ君は、週末に10歳の誕生日を迎えました。
フレイシュ君は11月10日、母親のローラ・ウェブさん、父親のゲオルグ・フライシュ氏、そしてダイビング・インストラクターのアックス・マーダー・ダイブ・ショップのジェイ・ウルフ氏とともにグロットにいました。
ウルフ氏によると、フィン君はこの6~8週間、PADIのジュニア・オープン・ウォーター・ダイバーのカリキュラムを学んでいたとのことです。フィン君はプールでダイビングの練習もし、PADIバブルメイカー・プログラムの一環としてビーチダイブやボートダイブも行いました。ウルフ氏によると、フィン君は筆記試験にも合格しました。
前日の11月9日、フィン君はジュニア・オープン・ウォーター・ダイバーの資格取得の一環として、ラウラウ湾で3本のショア・ダイブを終えました。PADIでは、ジュニアダイバーが認定を受ける前に4回のダイビングを義務づけています。しかし、ダイバーは1日に3回しか潜ることができません。グロットでのダイビングは、フィン君が認定を受けるための最終条件でした。
フィン君とウルフ氏は午前6時頃にダイビングを開始し、45分後に終了しました。フィン君によると、潜った深さは約12メートル、つまり40フィートで、これは彼が訓練を受けている最大深度です。
フィン君がダイバーの資格を取ろうと思ったのは、両親の影響だと言います。
「僕の両親はよくスキューバダイビングに行くんだけど、いつも悲しくなるんだ。いつも “行っていい?って聞いていたんだけど、『10歳になったらね』って言われて、今10歳になったんだ」
水中にいる間、彼はサメ、「巨大なフグ」、そしてジェイの「秘密のスポット」を見たと言いました。
ダンスもしました。 「ダビングもした。そして水中でフロスをしたんだ」
彼の母親は、ダイビング・プログラムは短期間でフィン君を成長させたと語りました。
「彼がこれらのことを学ぶのを見るのは素晴らしい経験でした。彼はいつも科学が大好きで、これはその応用科学です。自分の子供がジェイ氏のような先生や指導者に恵まれ、本当に信頼でき、彼らがどれだけ学んだかを知ることができるのは素晴らしいことです」
ウルフ氏は、世界最年少のPADI認定ダイバーになるための競争ではないと言っていますが、フィン君は最年少のPADI認定ダイバーになりたいと思っています。
あるメディアによると、PADI認定ジュニア・ダイバーの最年少記録は、インドのムンバイに住む10歳のドウィット・A.ナンドゥ君であるとのことです。
フィン君がナンドゥ君に勝ったのは、ナンドゥ君が午前8時にダイビングを終えたからだと言います。
認定ダイバーになったフィン君は、両親と一緒にディンプルやバンザイクリフのダイビングスポット、スポットライトで潜る予定だと言います。