＜グアム＞グアム電力公社、停電の可能性を1月まで延長
グアム電力公社は、ベースロード発電機と燃焼タービンの予防保守と必要な修理が、2023年12月に2回の負荷遮断のみで完了したと発表しましたが、12月の潜在的な停電スケジュールを1月まで延長しています。
「GPAは、混乱を最小限に抑え、電力系統の不足を解消し、島の電力需要を満たすために発電能力を増強するための多方面からのアプローチと将来の解決策に引き続き取り組んでいます。発電チームは、各発電所の出力を最適化するため、たゆまぬ努力を続けています。GPAのエンジニアと技術チームは、引き続き発電プロジェクトに優先順位をつけています」とGPAのジョン・ベナベンテ本部長はリリースで述べています。
電力会社は、2023年の初めから島のために十分な発電量を確保する方法に積極的に取り組んできたとリリースは述べており、発電能力改善プロジェクトは、当初はCOVID-19の大流行によって、その後は台風マワーによって妨げられたと付け加えました。カテゴリー4の暴風雨は、新しいウクドゥ発電所の貯蔵タンクを損傷し、プロジェクトを大幅に遅らせました。また、20メガワットの燃焼タービンも損傷し、修理のために稼働を停止しました。
GPAによると、気温の低下と節電努力の結果、12月までの電力需要は減少しました。ベナベンテ氏は、電力需要家に対し、引き続き節電に努めるよう要請しました。
「私たちは、この困難な、しかし一時的な状況を乗り切るために、お客様にご協力をお願いしています。皆様のご家庭や事業所での基本的な節電対策や中断可能負荷プログラムを通じての継続的なご支援は、非常に大きな助けとなります。皆様の忍耐に感謝いたします」とGPAのリリースで総支配人は述べました。
容量不足に対処するための進行中のプロジェクトは以下の通りです：
-仮設電力の調達（遅れがなければ5月までに調達予定。
-キャタピラーとバルチラのユニットを4月までに復帰させる。
-20メガワットのジーゴ燃焼タービンの修理。
-既存の蓄電池を活用し、太陽光発電を夜間の需要ピーク時にシフトさせる。
-中断可能な負荷容量の拡大、継続中。
