＜サイパン＞パラシオス知事：地域は依然として深刻な経済危機のリスクにさらされている
アーノルド・パラシオス知事は、2021年と2022年にCNMIの総労働者数が増加するにもかかわらず、米国政府説明責任局の調査結果によると、この地域は依然として深刻な経済危機のリスクにさらされており、回復の見込みは限られていると述べました。
パラシオス知事は、2024年1月17日付でGAOの国際問題・貿易部長代理のナグラア・エル・ホディリ氏に電子メールで送った書簡の中で、苦境にある観光産業や中国市場からのシフトの決定といった課題が、経済的な存続に大きなハードルとなっていると述べました。知事の書簡は、水曜日に発表されたGAOの報告書に添付されました。
パラシオス知事は、この報告書は、CNMがパンデミック後に直面している経済的課題をさらに浮き彫りにしていると述べています。
GAOの報告書によると、2022年のCNMIの雇用労働者のうち、米国人労働者が占める割合は2018年よりも大きかったとのことです。
2018年から2022年までのCNMIの労働者データと報告のレビューにおいて、GAOは2018年と2022年を比較した場合、CNMI労働者の米国人部分が増加し、外国人部分が減少することを発見しました。
GAOはまた、とりわけ、CNMIの労働者総数は2018年から2021年まで毎年減少し、その後2021年から2022年にかけて増加したことも明らかにしました。
パラシオス氏はGAOの報告書に関するコメントの中で、CNMI限定暫定労働者（CW-1）許可申請と承認に関するこの報告書で共有された統計は、CNMIが通過している経済的現実を反映していると述べました。
パラシオス知事は、「我々はこれらの課題に取り組むことを約束し、これらの問題が生じるより広範な経済的背景について報告書で示された理解に感謝している」と述べました。
パラシオス知事は、2018年から2022年までのCNMIにおける米国人および外国人労働者に関するGAO報告書に示された「徹底的な分析と提言」に感謝の意を表明しました。
パラシオス知事は、GAOがCNMI政府の年次労働者比率報告書の透明性を向上させる努力を認めたことは心強いことだと言いました。
パラシオス氏は、報告書作成プロセスの透明性向上を目的としたCNMI労働局職員による標準作業手順の確立は、行政にとって重要なマイルストーンであると述べました。
「我々は、GAOへの報告書の質を継続的に向上させるため、この基盤を構築することを約束する」と知事は述べました。
知事は、GAOが米国内務省に対し、CNMI政府や他の関連米国機関と協力し、（CNMIの）分析手法の透明性をさらに向上させるよう勧告したことに同意しました。
「我々は、この協力的な取り組みに参加し、改良の機会を探ることを熱望している」
パラシオス氏は、透明性と継続的な改善へのコミットメントに基づき、CNMI政府はこれらの報告手続きに関する雇用者の認識を高めるため、さらなる措置を講じると言っています。
パラシオス知事によると、歳入税務局は労働省と協力し、すべての関係者が十分な知識を持ち、データの正確性に貢献できるよう、税務申告手続きとコンプライアンスに関する研修をより頻繁に実施する予定だとしています。
知事はGAOに対し、CNMI政府は報告書で指摘された懸念事項に取り組み、各省庁と協力して改善を実施し、CNMIの労働力と経済にとって最良の結果を確保することに専心していると確約しました。
