<グアム>マガロヒ・ゴダオ・グポット・チャモル・フェスティバルに地元の人々と観光客がイナラハンに集結
晴天に恵まれた土曜日の午後、イナラハン野球場に集まった観光客や地元の人々は、地元の歌手の歌声に耳を傾けながら、様々な料理を楽しみ、地元の工芸品や歴史書の屋台を巡り、カラバオに乗り、ヤギやウサギと触れ合い、没入型のゲームで遊ぶなど、CHamoruスピリットに包まれました。
イナラハンは2月16日と17日の両日、同村のガダオ村長に敬意を表し、イナラハンの才能のるつぼを紹介することでチャモル文化の振興と保存を図るため、2回目となるマガロヒ・ゴダオ・グポット・チャモル・フェスティバルを開催しました。
「ガダオはイナラハンの村長であり、私たちはガダオを中心に、歌や踊り、職人を通して文化を紹介するイベントを行いたかったのです。チャモル文化を広めたいのです」とイナラハンのアンソニー・シャルグアラフ市長はパシフィック・デイリー・ニュースに語りました。
土曜日のイベントは、午前6時からの2キロ/5キロのラン/ウォークで幕を開けました。
グポットは、村と島のミュージシャンの存在なくしては完成しません。彼らの存在が、フィールド全体の豊かな文化的雰囲気を作り上げました。
トロピック・トリオ、パシフィック・クール、トリコームス、ノー・ビッグ・ディール、そしてシンガーのジョー・ガリードといったバンドが土曜日のステージを飾りました。金曜日のラインナップには、グマ・ラサン・アチョ・ラッテ、エデン・クルス、グマ・イ・マニエル、アイランド・カイズが出演しました。
ヤギ、ウサギ、カメ、ニワトリと一緒に遊んだり写真を撮ったりして、子供たちだけでなく、大人でさえも楽しそうに笑っていました。
Goats and Gigglesのカラバオ乗りと写真撮影サービスも、多くのイベント参加者、特に子供と観光客の注目を集めました。
また、バスケットや帽子などの織物製品、ココナッツの殻で作った彫刻、チャモルの歴史や文学の本、シナヒ族のネックレスやブレスレット、名前入りのギフトなどを販売するブースにも多くの来場者が詰めかけました。
ガダオ・フェスティバルのラインナップに最近加わったのが、参加者が一定の数のボトルを当てて、カメや現金などの賞品を獲得することを目指す「クラック・ダ・ボトル」ゲームです。
このゲームの司会者であるジェリー・”ポキ”・メノ氏は、感情を発散させたい人のためのものだと語りました。
このゲームは以前から様々なフェスティバルで行われていましたが、今回がガダオ・グポットでのデビューとなりました。
祭りは夜10時からの花火大会で締めくくられます。
サポート
ジーゴ出身のジョニータ・ペレダ-オバレスさん(44)のような北部地方出身者を含む島中の住民が、家族や恋人と一緒にこのイベントに集まりました。
「私の先祖がイナラハンにいるので、ここに来て村をサポートしたかったのです」と2人の娘と一緒に来たペレダ-オバレスは言っています。
彼女はこのイベントの好きな点として、音楽の生演奏、文化工芸品、特に手織りのもの、ジュエリーを挙げました。
「文化的にも重要なことです。なぜなら、私たちはチャモルスとして、集い、自分たちの文化や言葉を分かち合い、特にこの村の出身でない人たちにも、私たちのことを理解してもらい、楽しんでもらえるような形で自分たちを紹介することを尊ぶからです」とペレダ-オバレスは語りました。
シナハナに住むキース・パラシオスさん(33歳)にとって、それは地元の人々が集まり、みんなが楽しむことです。
「地域がひとつになり、村々が応援に駆けつけてくれる」とパラシオス氏はこのイベントの意義について尋ねました。
グアム在住36年で、このイベントの出演者の一人であるジョン・ホフマン氏は、グアムの中でも南部の雰囲気が一番好きだと言います。
「南下してイパンを過ぎると、そこが本当のグアムだと感じる」とホフマン氏は言います。「空気も違うし、人も違う」