＜サイパン＞保護観察所の職員が所長の偽造裁判で証言
CNMI仮釈放事務所のシャーリン・ラニヨ氏は、火曜日に主任仮釈放官ニック・マスガ・レジス被告の法廷裁判で証言しました。
レジス被告は政府雇用契約を偽造した疑いで告発されています。
ラニヨ氏によると、彼女は仮釈放事務所で8年間勤務し、そのうち4年間は事務補佐員として働いていたとのことです。彼女は、仮釈放委員会またはレジス所長の指示に従って、職員の要請を含む文書を送付したと述べました。
検察側は、レジス被告への人事措置要請と雇用継続の覚書に関連する約30ページの文書を彼女に見せました。
ラニヨ氏は、仮釈放事務所の管理テーブルに書類が置かれているのを見たと話しました。
彼女は、承認を得るために適切な機関や当局に書類を送ったとき、ほとんどの書類を覚えていると語りました。
午後5時30分、上級裁判所のジョセフ・N・カマチョ陪席判事は、今日水曜日の午前9時からラニヨ氏の証言を続けると当事者に告げました。
裁判所は月曜日、検察側が証拠として提出した文書を弁護人が検討することを認めました。
ホアキン・トレス弁護士とマシュー・ホーリー弁護士が代理人を務めるレジス被告は、証拠開示の際に弁護側に提供されるべきだったと述べ、証拠の提出が遅れたことに反対しました。
火曜日、弁護側は検察による新たな証拠の提出に再び異議を唱えたが、裁判所は提出を認めました。
アーノルド・I・パラシオス知事と仮釈放委員会のルシンダ・セレペオ氏はすでに証言しています。
仮釈放委員会のクリストファー・レオン・ゲレロ委員、元理事で現在公安局長代理のアンソニー・マカラナス氏、行政特別補佐官のオスカー・M・ババウタ氏、その他の政府関係者も公判で証言するとみられています。
検事総長事務所はレジス被告を公職における不正行為１件と偽造４件で起訴しました。
OAG によると、レジス被告は雇用期間を 30 日から 1 年に変更する人事措置要求を偽造したとされます。
OAGは、レジス被告は「連邦知事がその行為を許可しなかったにもかかわらず、他人の行為であると称する文書を完成、実行、認証、発行、譲渡した」と述べました。
トレス弁護士は冒頭陳述で、「私の依頼人が仮釈放所長としての契約を延長するために書類を偽造し、CNMI政府を欺いたことを証明するのは政府の責任である」と述べました。
トレス被告によると、法廷で提示された文書の改ざんや変更にレジス被告の責任があると言える政府証人は一人もいないだろうとしています。
検察官はジェームズ・キングマン氏、ルシア・ブランコ-マラティタ氏、デビッド・カーチ氏の３人です。
