<サイパン>知事:「私はプロセスを尊重する」
本日5月18日(水)午後1時30分からの上院特別委員会の議題は、共和党のラルフ・トレス知事の弾劾を求める下院決議22-14です。
トレス知事は、重罪の遂行、汚職、職務怠慢の疑いで民主党・無所属の主導する下院によって弾劾されました。彼はその容疑を否認しています。
CNMI史上初めて、弾劾裁判が上院で行われ、2日間続きました。5月13日(金)と16日(月)の2日間で、合計約6時間行われました。
トレス知事はこの裁判に物理的に出席していませんが、彼の弁護士であるアンソニー・H・アグオン氏が代理を務め、知事室の法律顧問ギル・バーンブリッチ氏が同行していました。
金曜日、知事は「このプロセスを通じて、すべての話には二つの側面があることを理解してほしい。今日から、私の言い分を聞いてもらうことにする。これをクリアして前に進むことを期待している」と述べました。
また、下院司法・行政委員会に対する訴訟や、ファーストクラスの政府旅行と立法府の召喚状不履行に関して検事総長室が起こした刑事訴訟のことを指して、「プロセスがあり、我々はそうしているし、もちろん他の事件も上級裁判所に係属している」と述べました。
「私はそのプロセスを尊重する」と知事は述べました。「下院には下院の、そして上院には上院のプロセスがあります。今、上院は彼ら自身のプロセスを持っています。しかし、特に私としては、このプロセスが終了するのを待って、その後に個人的なコメントをするつもりです」 と述べました。
知事は、初日から支えてくれた支持者たちに感謝しました。
「初日から愛情を示してくれた支持者の皆さんに感謝したい。下院の弾劾の日には何百人もの支持者がいましたが、彼らは初日からそこにいたのです。そして上院公聴会の時も、そして愛と祝福と祈りを示してくれた何千人もの支持者たち – 私は個人的に、この政権を継続的に支え、信じてくれたすべての人々に感謝したい」
上院議長のジュード・U・ホフシュナイダー氏によると、知事を有罪にするには、9人いる上院議員のうち6人の票が必要だとのことです。