CUC、１９９２年に遡る苦悩

下院議員によって立ち上げられた監督聴聞で、CUCの懐疑的な会計処理と契約授与など、その複合する財政苦悩が公開され、CUCの貧困な財政管理はすでに16年前に記されていたことがわかりました。

ティナ・サブラン議員は金曜日、CUCでの何の変化も示していないこの報告書は「憂鬱にさせるものだった」と述べました。

CUCの最新の財務諸表によれば、約$129ミリオンの資産よりも60%以上の、合計$216ミリオンの債務があります。
27ページの報告書の中で、ハインズ・ホフシュナイダー議員が座長を務めるPUTC下院委員会は、ラモン・S.ゲレロ局長時代のCUCが、シェル・マリアナスへの燃料供給の支払いで問題を抱えていたことを表しています。
CUCは1987年から1991年まで、CNMI政府からの総合予算と前借金、合計$39.7ミリオン以上の補助を受けていました。
CUCは、パブリック法4-47によって自治的政府機関として1985年10月1日に創設されました。
1988年、CUCは、オイル価格が昨今の急上昇に比べ極端に低かったこの時、燃料経費支払いを補助するため$2ミリオンの補助金が割り当てられていました。
1992年、議会は、シェルへの支払い$7.5ミリオンを提供するパブリック法7-28を承認しました。
この緊急援助にもかかわらず、CUCは、契約条件外であった約$2ミリオンのシェルへの支払い滞納を続けました。
下院委員会は、支出と、異なった業務と供給にための契約を授与したCUCの行為に質問を行いました。

「例えば、二次的3重線の供給で、CUCが他の米国社からの最適な価格の照会を行った証明も無く、フィリピンに卸販売拠点を置く米国の会社Phelps Dodge Philippines Inc.に支払われていました。CUCは規則によって義務付けられた、入札競争を無視しました」と報告書には示されています。

CUCの1990年から1992年の収支見直しでは、同機関が支出した$99ミリオン以上が懐疑的出費として示されました。
1992年7月－8月、委員会はCUCのゲレロ氏と彼の監査代行レナト・アルカザー氏を召喚しました。ゲレロ氏はこの召喚状に不備があるとして委員会の召喚を拒否しました。
当時の下院議長、トーマス・P.ビラゴメズ氏は、ゲレロ氏を議会召喚侮辱罪と指摘しました。

「内閣による弛まぬ努力が行われ、特に、当時の副知事ベンジャミン・T.マングローニャ氏は下院委員会に、侮辱罪容疑を取り下げさせ、政府内閣が共に共和党のもとで執り行われた政治的関連問題を指摘している」と報告書にはあります。

この問題は、民事訴訟として追及し、司法長官室の召喚侮辱刑事罰を取り下げる決定の後、和解しました。
このGOP書簡は、当時の共和党本部への「背信行為」でホフシュナイダー氏を除名しました。
ワシントンは、連邦資金の数ミリオンを受け取っているCUCで起こっていたことを知らされていませんでした。
当時のロレンゾ・I.デレオン・ゲレロ知事への書簡で、米内務省国際領域事務局のステラ・グエラ氏は、「私は（CUC）での財務問題と運営について私の説明した問題を繰り返し述べなければならない。それはCUCに、その本当の問題を是正開始する裏で、巧妙な手段を用いるときである」と述べています。
ゲレロ氏の代理役、ティモシー・P.ビラゴメズ氏は1994年にCUC局長に任命されました。彼は2001年にジャン・ババウタ氏が知事に当選するまで同機関の局長職を保有しました。
ビラゴメズ氏は、CUCを監督するため、フェテイィエル知事によって副知事を求められました。
8月11日、ビラゴメズ氏は、CUCと連邦資金に関わる窃盗詐欺事件の共謀者の容疑で、連邦陪審員によって起訴されました。