元知事「MPLTはCUCを引き継ぐべき」
元知事のフロイラン・C.テノリオ氏によると、MPLT(Marianas Public Land Trust)は、CUCを引き継ぐことで島の電力危機を解決できる、現地政府の唯一の機関であるとしています。
「もし、CUCを取得すれば、MPLTはCUCの専門的な運営を行う資格ある事業体を雇わねばならない」と同氏は金曜日のインタビューで答えました。「MPLT自身がCUCを運営する必要はない」と続け、「CUCの問題は、政府が運営していること-その解決が政治的で、政府を維持するためのものであること」としています。
テノリオ氏、元上院議長のジャン・S.デマパン氏と元CUC会長のフランク・ゲレロ氏は金曜日、アーノルド・I.パラシウス下院議長と下院PUTC委員の会長ビクター・B.ホッコック下院議員と会いました。
テノリオ氏は他のサイパン住民同様、「私はこの停電に疲れた。恥ずかしい。電気もない我々は、どのようにして新しい投資家を連れてくるのか?」と述べました。
リタイヤメント・ファンドはCUCの所有権を示していますが、テノリオ氏は、MPLTだけが公共機関を補助する立場にあると考えています。
パブリック・ランド(公地)からの収益で経営するMPLTは、「合法的に、思慮深く、注意深い投資」を行うことための仕事が課されています。
別のインタビューで、パラシウス氏は、MPLTとリタイヤメント・ファンドはCUCに投資できると述べました。
「リタイヤメント・ファンドは米国のいくつかのエネルギー会社に投資しており、これらの株は良好である」と同氏、「しかし、CUCの問題は至急に解決されるべきで、私がすぐに民営化を取り上げる理由はそれである」と述べました。
パラシウス氏によると、MPLTとリタイヤメント・ファンドは、CUC株取得が認められかも知れないが「同機関は民営化すべきだ」としています。
上院議会は7月25日にCUCの民営化法案を通過させました。5日後、下院議会は、「2008年CUC民間事業合弁法令」H.B. 16-77を知事に送付、40日の考慮期間があります。
広報官チャールズ・レジス氏は昨日、知事は未だこの法案を制定していないと述べ、
「期限は9月15日で、我々には未だ見直す時間がある」としています。