CUC民営化法案制定
下院議会では昨日、サイパンの政府発電所を$250ミリオンで民営化する政策のフィッテイェル知事の拒否権を覆す投票が行われ賛成15、反対3で可決されました。
CUC民間事業提携法令2008、下院法案16-77は、すでに上院で拒否権が覆されました。
拒否権を覆す投票に反対したのは、ティナ・サブラン議員(無所属)、エドワード・T.サラス議員(共和党)、フランシスコ・S.デラクルズ議員(コビナント党)の3名だけでした。
この新法は事業社の入札手順を通じて民間事業社にCUCの発電業務を解放するものです。
「CUCは、入札への招聘を与えられる合意書のないまま、いかなるマネージメント業務の契約、フランチャイズ、合意、あるいは、民間事業社の支援に入ることはできない。これ以外の契約は、提案書の要請に従って与えられねばならない」と新法には表記されています。
それは、入札評価にCUCに米国公認の請負業者を雇用することが命じられています。
新法はまた、自治を奪い取る命令を含め、CUCについてのすべての事前制定をも破棄します。
これは、知事がCUC理事の8人のメンバー、ロタ、テニアンの各1名、ビジネス・コミュニティでの経験を持つ、女性2名と更に5名の男性を指名せねばならないという意味です。
各理事は上院で承認され、任期は4年です。
昨日から90日以内、あるいは、理事定数を得ることで、CUCは「2009年10月1日まで、もしくはこれ以後出来るだけ早く、コモンウェルス立法議会によってすべて適用される財政独立法人となる会社全ての、私企業ではない公共サービス消費者から合理的で公平な方法で、料金、メーター、請求書と集金額を設定せねばなりません」。
それはまた、財政立て直しにおける制限なしで、1年間まで居住消費者の未払い残高を認める条項が含まれています。
知事の拒否権の議会への説明の中で知事は、ハインズ・ホフシュナイダー下院議員(共和党)とビクター・ホッコック下院議員(無所属ロタ)の創案した下院法案16-77の少なくともセクション9における懸念を説明しました。
「私はコモンウェルスの電力危機解決に継続して努力する議会を讃えると同時に、数多くの不足をあらわにした立法案・・・の中のいくつかのセクションは、CUCの運営経費を引き上げる、あるいは、CUC料金の影響をうける人々への影響は、CUCの現状の消費者を基本とした、関連する減少を継続するであろう」と知事は述べました。
必要な変更
下院のPUTC(Public, Utilities, Transportation and Communications Committee)の会長ホッコック議員はによると、CNMIのビジネスの中心、サイパンの電力危機を是正するために、立法議員が何かを行うときが来ているとしています。
「いまこそ、全員の新たな生活が始まるときである」と同氏は拒否権を覆した請求で述べています。
ホフシュナイダー議員によると、$250ミリオンの正札は40年以内に償却されるものであり、それは発電所を引き継ぐ事業体を傷つけるものにはならないとしています。
「$250ミリオン、もし、40年で償却するならば巨額ではない」とホフシュナイダー氏。
しかしながら、サブラン議員は、立法議員は彼らの行為の結果を更に検討すべきであるとしています。
彼女によると、連邦外務省諸島問題担当ディレクターのプラ氏が、電力危機のように至急の是正において、CNMIは信用に欠けると指摘したとしています。
彼女は立法議員に、島の電力問題解決を模索するためのCNMI補助金を提案している事務局のプラ氏に、拒否権撤回は「混ざった信号」を送っていると警告しました。
デラクルズ氏は「我々は、もう数千万ドルを必要としていないことを事務局にメッセージとして送るであろう」と述べました。
しかしながら、下院リーダーのジョセフ・カマチョ議員(共和党)は、たとえ、議会がCUC民営化法案を差し戻したとしても、知事がこれに署名するかは保証されていないと反駁しました。
「いずれにしても、この法案を拒否するどのような理由があるのか?あるいは全くの理由がないのか?我々は不完全な決議と共に議会毎日奮闘している」と同氏は言っています。