外国人労働者6名、元雇用主を差別で訴える
6名の外国人労働者が、彼らの労働許可を更新しないのは差別であるとして、連邦裁判所に元雇用主に損害賠償と補償を求めています。
この訴訟は、彼らを支援する弁護士ステッペン・C.ウードゥルフ氏と共にMarissa U. Acunin, Virginia Q. Alipio, Remedios Amor, Nenita A.
Espinosa, Erlinda Reginio, Norma Quijanoによって起されました。
被告はSam Kwang Saipan CorpのマネージャーPark Jong Suk氏、プロダクション・マネージャーWu Cheng Zi氏、スパーバイサーXian Yu Xin Yu氏などです。
6名の原告は国籍、年齢、身体障害その他を基とする差別に対し損害賠償訴訟を起しており、2006年後期に米連邦雇用機会均等委員会に提訴したとしています。
2008年5月、EEOC(同委員会)は原告に訴訟が可能であることを伝えました。
原告らは、その雇用中に、雇用主から被告の手による屈辱を受けたと述べています。
彼らによると、「彼らがフィリピン人であるため、年寄りでのろい」との選別を受けたとのことです。
更に、彼らは「不良環境で働くことを強いられ、侮辱を受けた」として、有効な残業は彼らではなく中国人にしか与えられなかったと言っています。
原告によると、彼らの労働許可期限失効時に、被告は彼らの代わりに中国人労働者を雇用したとのことです。