移行労働者プログラム2

Q CW資格をもっている人は米国内を旅行することができますか。

A できません。CWビザはCNMI内だけで有効であり、グアムを含む米国内の旅行はできません。しかし、CW資格をもつ人が他の一時的渡航者ビザか移民ビザ、または査証免除プログラムの資格を得ているならば、米国内を旅行できますし、CW資格はそれを防げません。

Q このビザの申請料はいくらかかりますか。

A
申請書I-129CWの料金は320ドルでI-129の料金と同じです。さらに、公法110-229は、受益者1人あたり1年150ドルの「CNMI教育
基金手数料」を支払うことを義務づけており、これは免除されません。最後に、バイオメトリクス(指紋と写真)と安全検査の料金として80ドルかかります。
この費用は申請者または雇用主により負担されます。

Q 申請料金は免除可能ですか。

A 通常、雇用ベースの場合、料金の免除はありません。しかし、CNMIの特殊な事情のため、I-129CWの手数料は、雇用主が料金支払能力の欠如を示すことができる特別な場合のみ免除さ

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れます。しかし、外国人を雇うスポンサーになり、そのために必要な料金を支払うことができないということは、免除される状況は極めて制限されると考えられます。もし申請者が、支払い能力の欠如を示すことができるならば、80ドルのバイオメトリクス料金は免除されます。

Q 雇用主は同じ申請書で複数の労働者を申請できますか。

A
できますが、一部の制限のもとで雇用主はI-129CWを使い複数の受益者の申請をします。もし従業員がすべて同じ職業上のカテゴリーで、同じ期間内に、
同じ場所で働く場合は、雇用主はその従業員の名前を列記して同時に申請できます。匿名の受益者はこのプログラムの下では許されません。

Q 雇用主は、いつ従業員の申請を始めることができますか。

A
暫定的な最終規則によると、雇用主はその従業員の就業が必要な日の6ヶ月以上前に申請ができないと規定しています(すなわち、1月1日に従業員の就業が必
要ならば、雇用主は7月1日より早く申請をすることができません)。同規則では2009年11月28日以前に申請ができるものの、USCISはCW-1資
格をその日より前に与えない、と決めています。

Q このビザを申し込むにはどの申請書が必要ですか。

A 雇用主は申請用紙I-129CW「
CNMI一時的渡航労働者申請書」を使って移行期労働者の申請をUSCISに行います(この新しい申請用紙は既存のI-129申請書にならって作られました)

Q 雇用主はどのように申請書
I-129CW を申請しますか。

A 郵送でUSCISカリフォルニア・サービスセンターへ。申請書の指示に従ってください。

Q 移行期が終わるとCW-1移行期労働者はどうなりますか。

A
移行期間は2014年12月31日に終わります。CW資格は移行期間中存続します。CNMI限定の移行期労働者資格は最初の1年間与えられ、1年毎に移行
期間内で更新できます。移行期間が終了すると、移行期労働者プログラムは終了します。この資格をもつ労働者が、CNMIに合法的に滞在したいと望むなら
ば、INAによるほかの一時的入国ビザ、移民ビザに変更しなければなりません。米国労働省は2014年以降もCNMI移行期労働者プログラムを延長する可
能性がありますが、現時点では何も決定されていません。

Q どんな職業区分が許可されるでしょうか。

A この規則によると移行期労働者プログラムは、現在CNMIにおけるほとんどの職業区分を含みます。個人により直接雇用されたお手伝いさんは、CW-1資格がありません。しかし、合法的ビジネスに雇用されたお手伝いさんにはその資格があります。

Q どのCNMI雇用主が移行期労働者の申請をすることができますか。

A
CW-1
一時的入国労働者を申請する雇用主は次のような条件が必要です。合法的ビジネスに従事している、CW-1
労働者により補充される職種についてすべて入手可能な米国労働者を考慮する、CNMI内の職業、活動、産業の性質と一致するような雇用条件、環境を提示す
る、差別禁止、労働安全、最低賃金要件を含む雇用に関連するすべての連邦とCNMI基準に従うこと。
「合法的ビジネス」とは、実質的で、活動中であり、商業活動、企業活動などによりサービスや商品を提供し利益を得ているか、非営利法人で政府、慈善、正当
な組織であることが求められます。ビジネスは、CNMIにおいてビジネスをするための対象となる法律要件を満たしている必要があります。直接または間接的
に売春、未成年者の売買あるいは連邦法またはCNMI法に反する活動に従事する場合はそのビジネスは合法的とはいえません。

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Q お手伝いさんはCW-1の移行期労働者資格をこのプログラムで得ることができますか。

A. はいできますが、上で説明されたようにCNMI
のビジネス企業がスポンサーとなる必要があります。

Q
CNMIの雇用主は、移行期労働者の申請で何を示す必要がありますか。

A
申請者が正当な雇用主の定義に合致する証拠を提示する必要があり、次のような内容を証明する必要があります。米国の労働者によってこの職種を満たすことが
できない、雇用主はこの規則に定義されるビジネスを行っている、雇用主はこの規則に定義される合法的ビジネスに従事している、労働者はその職種の資格を
持っている(もしその職種が免許を必要とするならば、その免許を含む)、労働者
がCNMI内に滞在している場合は合法的に滞在している、
その職種は一時的または季節的雇用ではなく、申請者は、他の一時的渡航労働者の分類資格に入らないと想定される、そして、その職種は受け入れ可能な職種リ
ストに入っている。

Q 移行期労働者ビザの発行数は何人でしょうか。

A 初年度CW-1資格の上限はCNMI政府の外国人労働者推定人口に基づき22,417人です。
CNRAは、移行期間の終わりまでに年間数がゼロになることを求めています。従って 初年度以降、上限数は減少するものの、その数 まだ決定していません。

Q 配偶者と扶養家族はどうですか。彼らは、旅行したり働くことができますか。

A
この法律は、CW-1一時的渡航資格をもつCW労働者本人に同行あるいは後日CNMIに入国するその配偶者および未成年の子供を認めています。この規則
は、移民上のINAの「子供」の定義を採用(市民権規則101(b)を除く)し、この条文が単に「子供」ではなく「未成年の子供」と規定しているため、
18歳以下と定めています。CW-1の一時的入国資格者の配偶者と子供には労働資格がありません。

Q
CW-1一時的入国資格者は資格を変更・調整することができますか。

A
この法律は、CW区分に入る労働者が別の一時的入国資格に変更すること、または移行期間に合法的な永住資格(グリーンカード)を得ることを可能にします。
この規則は、外国人がCNMIに居住しあるいは入国し、CW-1またはCW-2資格の一時的入国者として存在することを許し、同時に、本人が一時的入国期
間の終わりに自発的に退去するつもりである限り、米国の合法的永住者になれる道を示します。CW-1またはCW-2資格を得る目的のために、外国人は住居
を国外に維持することを要求されず、移民と一時的滞在の2重意図が許されます。

Q 私はCNMIの外国人労働者です。私は雇用主の承認なく直接CW資格を申請していいでしょうか。

A だめです。CW資格はCNMI内の雇用主があなたのサービスを求める必要性に基づきます。
あなたの雇用主は、申請書I-129CWを申請してあなたのスポンサーにならなければなりません。 その申請が許可された後に、あなたと家族は、許可された申請に基づいてCW資格を得ることができます。

Q 私がCW資格を得ると、米国の合法的永住資格者(グリーンカード)になれるのでしょうか?

A いいえ、直接そうなりません。しかし、CW一時的入国者として、あなたは家族ベースか雇用ベースの移民としてふさわしければ合法的な永住資格を入手するのを禁じられません。

Q
CW-1資格はどのくらい有効ですか。

A 1年です。CW一時的入国者で問題を起こさない者については雇用主が延長申請を提出するならば、上限に達していないことを条件に、追加1年の延長を得ることもあります。

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Q 家族に発行されたCW-2資格はどのくらい有効ですか。

A
CW-1本人と同じ滞在期間で、CW-2資格の子供の滞在期間が18歳の誕生日で終わることを除きます。

Q
CW-1労働者は、CNMI内で仕事を変えて、CW-1資格を維持できますか。

A できます。しかし新雇用主は、労働者を雇用する前に労働者の新しい職種の申請をI-129CW申請書で行う必要があります。CW-1移行期労働者は、申請した雇用主のために働く権利が与えられるだけです。

Q 私はCNMI内での資格を得たCW一時的入国者です。突然の家族の非常時のため国外に出て再入国する必要があります。ビザなしで出ていいでしょうか。

A 通常は、CNMIに再入国するCW一時的入国者にビザが求められます。しかし、緊急事態では、DHSが出国の事前許可とビザなし再入国許可を与えることが可能であるかもしれません。サイパンのUSCISオフィスに相談してください。

Q CW一時的入国者として、私はグアム空港経由の航空路線を使って旅行していいでしょうか。

A だめです。CWビザ資格はCNMIへの入国、および滞在の許可が出されます。あなたは他の米国の地域に旅行することができません。訪問を許可した他のビザか文書がない限り単なる通過もできません。

Q 私あるいは私の会社がこの規則に関するコメントを提出することができますか。

A
USCISはこの規則策定に関する国民のコメントを奨励しています。コメントは2009年11月27日までに必着です。コメントにはDHS Docket No.
USCIS-2008-0038と書いて、次の方法で提出してください:

連邦ポータルFederal
eRulemaking Portal: http://www.regulations.gov.

電子メール:
rfs.regs@dhs.gov. DHS Docket No. USCIS-2008-0038を題名に書いてください

手紙: Chief,
Regulatory Products Division, U.S. Citizenship and Immigration Services,
Department of Homeland Security, 111 Massachusetts Avenue, NW., Suite 3008,
Washington, DC 20529-2210.
迅速
に対応できるようDHS Docket No. USCIS-2008-0038を手紙の中に書いてください。

– USCIS

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