商工会議所「2011年の賃金引上げ遅延は事業者に息継ぎを許す」

連邦政府が命じる2011年の最低賃金引上げの1年間の遅延は、上手くいけばCNMIの経済修復を図ることを試みる民間事業に息継ぎの猶予を与えるでしょう。

サイパン・グランド･ホテルで昨夜行なわれたサイパン商工会議所のミーティングでDoug Brennan氏は、この「猶予」は特にCNMIの2大ビジネスグループ（北マリアナ諸島ホテル協会と商工会議所）に多くの特別を意味すると述べました。

「この猶予は、我々の経済が岩の上にあり、事業者と消費者がちょうど今、追加の費用を払う余裕がないことを、少なくとも1つの政府が認識することを意味します」とブレナン氏は付け加えました。

同氏は過去3年にわたって「CNMIの最低賃金は連鎖的に変動している経済の不景気に直面して、前例がない66パーセントの上昇を経験した」と述べました。

ブレナン氏は、もし経済が安定しているならば、そしてもしビジネスが拡張しているならば、最低賃金引き上げは吸収されることができると言いました。

「実際のところまさに今、最低賃金引き上げは、事業縮小、閉鎖でそれらの仕事を厳しく働く、忠誠心に負担を掛けている」とブレナン氏は言いました。

彼は給与がオペレーションの主要なコストであることを指摘しました。

先週の木曜日、オバマ大統領は2011年に効力を発するはずであったCNMIの年間50セントの最低賃金引き上げを延期する法案を法律にするべくサインしました。

 

HANMI（ホテル協会）と商工会議所は早期に、次期2011年の賃上げモラトリアム（一時中止）を求めました。

去る9月30日、50セントの賃上げは、以前の時給4.55ドルのローカル・レートから5.05ドルに引き上げました。

それが時給7.25ドルの連邦レベルに達するまで、2007年に制定された合衆国法がローカル・レートを年１回で50セントの引き上げを義務付けました。