ゾーニング（地域区画）委員会が雄鶏に対する苦情を聞く

ロンメルRonquillo氏は去る1月から1年間ススペの不動産の1つをリースし、そして32羽の雄鶏を育て始めました。そしてそれは彼の隣人を喜ばせませんでした。

今、サイパン・ゾーニング（地区割り）オフィスが彼のケースを調査してはいますが、同氏は今、多数の苦情と可能性ある訴訟の脅威に直面しています。

「私はあなたの裏庭で雄鶏を持つことができないことを知りませんでした。私は、ニワトリを持っていていることがここサイパンでそれが文化的な伝統であるように思いました。だからそれが、私が最初にここに着いたとき、私が雄鶏を持った理由です」と本土から最近転居したRonquillo氏は述べました。

地区割りオフィスが執行訴訟支持における通知を公表したことで、同氏は水曜日の夜の地域区画委員会公聴会において彼自身を弁護しました。

Ronquillo氏は彼が（今まで）彼の雄鶏を移動させるべき場所を探しているが、それを見いだすことができないと言いました。

「私は雄鶏を持つことが違法であると知らなかった」と同氏は付け加えました。

 

民事罰金

ゾーニング・オフィスは委員会にRonquillo氏に対して発せられた違反の通知を確認するように求めました。

ゾーニング・オフィスは同じく委員会が雄鶏の即刻の撤去を命令し、そして、もしRonquillo氏が違反を正し損ねるなら、公聴会の後の毎日、1日に付き200ドルと4,500ドルの民事罰金を課すことを望みます。

ゾーニング監督官のテレーズ・オグモロ氏はRonquillo氏に、命令に従うために2月11日までを与えました。

Ronquillo氏は、しかしながら、雄鶏の移転に延長を求め、2月20日までが与えられました。

しかし同氏はこの新たな期限を満たし損ねました。同氏はそれから2月21日にゾーニング・オフィスに同氏の事件を提訴懇願しました。

「この地区の目的は、静かで、安全な、そして家族と歩行者に友好的な、居住者の共同体環境を促進することです」とゾーニング監督官はゾーニング規則を引用しながら言いました。

彼女はRonquillo氏の承認されていない活動が2008年サイパン・ゾーニング法に違反したと述べました。

Ronquillo氏のリース不動産はマリアナ高校の裏のテキサス・ロードにあります。

 

訴訟

ジャン・T.リザマ元判事は、委員会が行動を取ることができなければRonquillo氏をすぐに訴えると述べました。

リザマ氏はRonquillo氏の家の近くにアパートを所有している彼のクライアントのエドKlingbergs氏の代表を務めています。

「これは私のクライアントの所有地の付近で行われている大変深刻な活動である。私は出来る限り迅速に雄鶏の撤去が行われると考えたい」とリザマ氏は委員会に伝えました。

Klingbergs氏は「およそ3羽から5羽の雄鶏が休みなしに連続的に鳴いているため、

我々は毎朝3時30分ころ起きます。これは暗くなるまで１日中継続します。今現在さえも、それらは絶えず鳴いていて、心が休まることはなく、眠ることができません。それは地獄に住んでいるようです」と述べました。

Klingbergs氏のテナントの1人、Josh Reuvers氏は早朝に鳴いている雄鶏を録画した彼のビデオを委員会に提出しました。

別のテナント、Calla Eichenbergerさんは、Ronquillo氏の雄鶏のため、彼女の家族の「苦難」を語りました。

「雄鶏の騒音は私たちの睡眠パターンの完全な変化を起こしています」と彼女は述べ、「騒音レベルはまもなく我々にエアコンの電源を入れさせるでしょう。これは我々の毎月のCUC請求額を増やすでしょう」としました。

 

成り行き結果

ゾーニング・オフィスの法律顧問Kate Fuller弁護士は、ゾーニング監督官のいかなる決定にも控訴する権利は常にあると述べました。

「それは自動的な権利であり、憲法の適法手続きによって義務付けられています」と彼女は付け加えました。

ゾーニング委員会のディエゴ・ブランコ会長は、Ronquillo氏は適法手続きを与えられるべきです、と述べました。

委員会メンバーのエド・アリオラ氏は、彼の見解として、他の住宅地域に既存の雄鶏農場があることを指摘しました。

「今日の我々の決定の成り行き結果は何ですか？」と同氏は尋ねました。

Fuller氏によれば、村の住宅地域、あるいは農業が認められている別のゾーンで鶏を育てている人たちはそうし続けることを許されるであろうとしています。

しかしながら、ゾーニング法に従って農場が認められない特定の地域がある、と付け加えました。

住宅の村から農場に転居する人は誰でも地域区分規約に違反しています、と彼女は言いました。

委員会は、その法律顧問のチベリウスMocanu弁護士との行政上の審理において、雄鶏を移動させるために更に数日をRonquillo氏に与えるという決定で結果としました。

委員会は雄鶏が日曜日午後6時にまでに取り去られるべきであり、そしてもしそれらがそうされなければ、全ての罰金がRonquillo氏に課されるであろうと言いました。

これらが雄鶏ほど「騒々しくない」ものであるとして、Ronquillo氏は彼の6羽のめんどりを維持することを許されました。

「私が持っている唯一の他の選択肢はそれらを殺すことです」とRonquillo氏は彼の雄鶏に言及しました。