<グアム>行動保健センターが待望のデトックス・ユニットをオープン
Guam Behavioral Health and Wellness Center(グアム行動保健センター)は、6年前から計画していたプロジェクトのテープカットを行い、同センターの強力なデトックスユニットの扉を正式に再開しました。
このユニットの開設は、2019年にGBHWCを率いることになったテレサ・アリオラ所長に課せられた最初の任務のひとつでしたが、計画は前政権時代の2015年にさかのぼります。
デトックスユニットが活動してから10年以上が経過していました。2002年の台風「ポンソナ」で被害を受けて以来、閉鎖されていました。
デトックス・ユニットは、アルコールや物質使用の禁断症状に苦しむ人々に、医学的に監視された治療を提供することを目的としています。
「このプログラムは今、とても必要とされています。この施設がオープンするまでの間、何人もの人が列をなして待っています」と、Behavioral Health社の薬物・アルコール治療部門であるNew Beginningsのプログラム・スーパーバイザーであるAthena Duenas氏は話しています。
デトックス・プログラムに参加したい人は、Behavioral Health社の受付と登録を済ませた後、カウンセラーによる査定評価を受け、プログラムに適しているかどうかを判断してもらう必要があります。また、グアム・メモリアル・ホスピタルでCOVID-19の使用許可を得る必要があります。
デトックス・ユニットには16のベッドが用意されていますが、現在は4つのベッドが利用可能です。アリオラ氏によると、最初の患者は7月6日の週に到着する予定です。
GBHWCは、スタッフのトレーニングを完了し、アヘン中毒や離脱症状の治療薬であるスボキソンの認定を受けたナース・プラクティショナーの導入を終えるまで、一度に4ベッドずつ能力を高めていく予定です。また、Behavioral Health社では、医師の採用も進めています。
その他のスタッフとしては、ユニットをサポートする精神科医、カウンセラー、精神科技師、ソーシャルワーカーなどがいます。
「2ヶ月後にはすべてのベッドを設置したいと考えています」とArriola氏は述べています。