<サイパン>海で遭難した2人の男性が荒波を乗り越えて亡命を決意

海で遭難し、先週金曜日に発見された2人の男性は、グアムに亡命するためにサイパンを出港したと報じられています。

サイパントリビューンの情報によると、行方不明になってから約1週間後の先週金曜日にロタ島の北西65マイルの地点で救助されたシャオウェイ・クインさんとユン・リウ・レッドさんは、サイパンで移民局の手続きをしているため、7月18日にサイパンからグアムに亡命するために出航しました。

救助された2人は、スマイリング・コーブ・マリーナを経由して、商船「ミト」に乗ってサイパンに戻ってきました。

亡命とは、人種、宗教、国籍、特定の社会集団の一員であること、政治的意見などの理由で迫害を受けたり、迫害を受ける恐れのある外国人に与えられる保護です。現在、CNMIでは亡命を認めておらず、最も近い島であるグアムがこの保護を提供しています。

2人は、2019年に観光客としてCNMIに入国し、滞在ビザでオーバーステイしているため、グアムで亡命を申請するつもりだったと報じられています。なお、男性の一人であるシャオ氏は、2019年に暴行と暴力行為の罪で逮捕されています。

シャオ氏とユン氏は、14フィートのスキフでグアムへの不法入国を試み、遭難届が出された後、多額の政府資源を投入して捜索していました。米沿岸警備隊が先週7月27日(火)に捜索を中断してから3日後に2人は回収されました。

捜索は、7月21日(水)に、2人が乗っていた黒のコディアック艇がグアムに向かっている途中で遭難したとの通報を受けて始まりました。

セクター・グアムの監視員は、同日午後4時16分にCNMI公共安全局から、2人のうちの1人の配偶者が船員の安否を気遣って連絡してきたとの報告を受けました。その配偶者によると、2人は7月18日にサイパンからグアムに向けて出発し、夫からの最後のメールには「グアムが見える」と書かれていたとのことです。

セクター・グアムの監視員は、緊急海洋情報放送を発し、資産を配置して捜索を行うとともに、グアムの陸地捜索を含め、地元や連邦政府のパートナーと調整を行いました。

https://www.saipantribune.com/index.php/two-men-lost-at-sea-braved-rough-seas-to-seek-asylum/

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