＜サイパン＞COVID-19ワクチンの完全承認が解雇された9人の消防士の訴訟に影響を与える可能性
解雇された9人の消防士が、消防救急医療局とその局長デニス・メンディオラ氏を相手取って起こした訴訟は、食品医薬品局がCOVID-19ワクチンを完全に承認した場合、影響を受ける可能性があります。現在、ファイザー社とモデルナ社のワクチンは緊急使用許可を受けていますが、いずれもFDAの正式な承認に向けた手続きをすでに開始しており、後者は早ければ来月にも正式な承認を得る可能性があります。
先週行われた公聴会で、上級裁判所のジョセフ・カマチョ判事は、このワクチンが完全に承認される見込みであることを関係者から知らされました。
ヒアリングの後、カマチョ氏は当事者に対し、COVID-19ワクチンのEUAに関するあらゆる進展を注視し、何らかの事象が発生した場合には裁判所に通知を提出するよう命じました。
カマチョ判事はまた、ワクチンが完全に承認された場合には、裁判所は必要に応じて当事者に追加の主張を行う機会を与えると述べています。
ワクチンの承認については当事者が注視している一方で、訴訟の判決が出るまでの間、消防士を元の職位に復帰させる仮処分を求める消防士の要請を考慮するとカマチョ氏は述べています。
この訴訟の原告は、ポール・アセベド、ホセ・K・アンギ、アレン・T・カルボ、カイン・C・カストロ、アルゲノン・A・フローレス、デレク・B・ガーソンデ、ショーンDLR・カイパット、フィリップ・カレン、アダム・J・セイファーの各氏です。彼らの代理人はジョセフ・ホーリー弁護士です。
原告らは、COVID-19ワクチンの接種を拒否したことにより、反抗的な態度をとったとして解雇されました。
