＜グアム＞観光客への500ドルのショッピングインセンティブを延期
グアム政府観光局は水曜日、対象となる観光客に500ドルのショッピング・インセンティブを提供するプログラムの開始時期を2022年2月に変更することを発表しました。
当初は9月からの開始を予定していましたが、すでに島に滞在している観光客へのトロリーの無料乗車サービスのために資金をシフトする必要がありました。
GVB副会長のジェリー・ペレス氏によると、必要となるお小遣いカード用の端末は約200台を見込んでいるとのことです。対象となる観光客は、グアム島内でカードを使用して、地元の小売店、レストラン、ツアーオペレーター、タクシーなどの参加事業者を支援することができます。
水曜日に開催された復興タスクフォースの会合で、ペレス氏は「このプログラムを行う価値があり、あるいはその時の関心を維持できるだけの訪問者が来ることを願っています」と述べました。
この計画は、先着5,000人から10,000人の観光客に500ドルのショッピング・インセンティブを提供することになっています。この場合、GVBには250万ドルから500万ドルのコストがかかります。
これまでは、先着2,500人または先着5,000人の観光客を対象とする案でした。
GVBのショッピング・インセンティブ・プログラムは、島内での観光客の消費を増やすことで、経済の活性化に貢献しようとするものです。
ペレス氏によると、同局は現在、プログラムへの参加を希望するグアムの業者の数を正式に把握するための調査を行っているとのことです。
ペレス氏によると、GVBはこれまでに23のフォームを受け取っており、フォームの提出期限は8月27日までとなっています。
このプログラムに参加するベンダーは、クレジットカード端末を購入して使用する必要がありますが、この端末には安定したイーサネット・ケーブルの接続が必要だとGVBは述べています。1台330ドルで、2.9％の決済手数料がかかります。
GVBによると、参加するベンダーのメリットは、キャンペーン広告によるプロモーション露出、店舗への来客数の増加、1回あたりの売上の増加などが考えられるとのことです。
