<サイパン>自動車による殺人で運転手を起訴
運転中のピックアップ・トラックを衝突させ、負傷した3人の未成年者を残して逃走した男が、車両による殺人などの罪で起訴されました。
乗車していた3人のうち1人は17歳で、病院で死亡が確認されました。他の2人は16歳でした。
DPS公安局は1日の声明で、氏名は明らかにしませんでしたが、運転手はアンドレイ・カマチョ容疑者(18)であることが分かっています。
DPSは、事故の原因はスピードおよび薬物とアルコールの影響下での運転であると述べています。
2022年8月14日(日)午前12時8分頃、DPSの部隊が、マッピのチャラン・カラベラ沿いで、4人の乗員が事故に巻き込まれ、1人の乗員がまだ車内にいるというオートランオフの通報を受けて出動しました。
現場で警官は、痛みを訴えている10代の男性2人に会いました。その2人は、さらに上方にいる車内の3人目の乗客の様子を確認するよう警官に頼みました。
警官は、道路近くの溝に大きな損傷のあるシルバーのトヨタ・タコマ・ピックアップトラックを見つけました。また、車内の乗客が応答していないことにも気がつきました。
乗客3人はコモンウェルス・ヘルスケア・コーポレーションに搬送され、ネルソン医師は午前1時36分ごろ、被害者の1人が鈍器による外傷のため到着時に死亡したと宣告しました。
その後、警察官は乗客2人から、運転手が事故後「姿を消して」どこにもいないことを知りました。
同日、運転手は午後4時ごろにDPSに出頭して来ました。
DPSによると、運転手は高速道路右側不停止、無謀運転、薬物とアルコールの併用運転、シートベルト違反、ひき逃げ、車両による殺人、血液検査拒否で起訴されています。
DPSは、捜査はまだ継続中であると付け加えました。