＜サイパン＞ババウタ議員、政府の過剰支出を止めるべきと発言
民主党のセリーナ・ババウタ下院議員は、浪費的で不必要な政府支出を止めなければならないと語りました。
サイパンの上院2議席のうち1議席を狙うババウタ議員は、共和党のラルフ・トレス知事が下院に歳入を生み出す法案を出すよう繰り返し求めてきたとインタビューで語りました。
ババウタ氏は、「われわれ（下院）は、経費を削減することが重要であるという立場をとっている」と述べました。
彼女は、トレス政権の過去2年間で、政府の経費が「指数関数的に」増加したと述べています。彼女はさらに、政府は「過剰で不必要な経費をすべて削減しなければならない」と付け加えました。
知事が立法府に勧告した歳入増加策には、人々への課税が含まれると彼女は言います。「誰も（それを）望んでいません。我々も、地域社会も、どこかで増税すれば、さらに国民を傷つけることになるからです」
ババウタ議員によると、現在、政府の歳入を増やすには、税金を課すしかないと思われるとしています。
知事の”要請”で、下院は2023年度予算案にタバコと砂糖入り飲料の増税を盛り込み、全会一致で可決しました。この法案は現在、上院で審議中です。
「知事は課税せよということです」と彼女は言い、増税案には「抵抗がある」としながらも、予算案には「サンセット条項」があり、増税は2023年度末に失効すると指摘しました。
地域経済の活性化については、ババウタ氏は、「人々は自分の国や地域でも（回復を）目指しているので、現時点で新しい投資家を呼び込むことはほぼ不可能だ」と述べました。
来る選挙について尋ねられたババウタ氏は、NMI民主党の選挙運動の勢いは強く、「決して弱まってはいない」と述べました。
彼女は、下院での仕事を通じて、人々に奉仕し続けていると語りました。「私は、地域の人々が、私たちが議会で行ってきた仕事を見てくれることを祈っています」と彼女は付け加えました。
「もし人々が変化を望むなら、自分たちのために本当に働いてくれる人々に投票すればいいのです」
