<サイパン>NMIでのビジネスコストが中小企業の大きな懸念:調査結果

知事経済諮問委員会がCNMI中小企業開発センターネットワークとサイパン商工会議所と共同で作成した調査報告書によると、中小企業が直面する短期および長期の懸念のトップは、CNMIで事業を行うためのコストであることが明らかになりました。

また、この調査では、CNMIの小規模企業の54%が2021年の年間売上高が5万ドル未満であることが示されました。

回答者のうち56%は、家賃、給与、その他の諸経費を含む運営コストが少なくとも5万ドルにのぼると回答しました。

51%がCNMIでの起業や経営は難しいと回答し、16%が “非常に難しい “と回答しました。

調査期間は6月28日から8月4日で、回答者数は210名、うち米国市民が経営する中小企業が135名、非米国市民が67名、グリーンカード保持者が7名となっています。

調査対象者の大多数は、小売業、レストラン、バー、専門サービス業のいずれかでした。

回答者の36%が10年以上ビジネスを続けており、28%が1〜3年、20%が1年未満、16%が4〜9年という結果でした。

回答者の大多数はワークスペースを借りており、その他の回答者は自宅でビジネスを行っている、複数のスペースを借りている、スペースを所有している、コワーキングスペースや共有スペースでスペースを借りている、複数のスペースを所有している、などの回答をしています。

全体として、210人の調査回答者のうち、およそ58%がビジネスを始めるにあたって資金的な援助を受けていません。

資金調達に苦労した理由として、最も多かったのは、利用できる資金調達の選択肢についての知識が乏しかったというものでした。

しかし、他の回答者は、手頃な金利や有利な条件がないこと、担保が不十分であること、事業や個人の信用度が低いことなどが、この問題の原因であると述べています。

その他の主な短期的懸念としては、適切なワークスペースの確保や新規市場への進出があり、その他の主な長期的懸念としては、適切な人材の確保や維持、収入の変動への対処が挙げられます。

回答者の67%以上が、CNMIでビジネスサポートやアドバイスを見つけるのは難しい、または非常に難しいと回答しています。

回答者の26%が自分の小規模ビジネスを「設立済みだがストレスがある」とし、25%が「立ち上げ段階」、21%が「設立済みで安定している」、15%が「利益を上げて成長している」、8%が「利益を上げる前」、4%が「設立済みだが閉鎖または売却を検討している」としています。

この報告書は以下からご覧になれます。

https://www.cnmieconomy.com/_files/ugd/8bb7d7_771b229fe3b0481cb74513ee58b2b99c.pdf

https://www.mvariety.com/news/cost-of-doing-business-in-nmi-a-major-concern-for-small-businesses-survey/article_a849289a-34fa-11ed-8d04-efca4f6ecc13.html

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