＜サイパン＞「自動車と歩行者の死亡事故はひき逃げではない」とDPSが発表
10月18日夜、サンロケで発生した自動車と歩行者の死亡事故は、ひき逃げではなかったと公安局DPSスポークスマンのDre Pangelinan氏は述べています。
また、この事故はまだ調査中であるとのことです。
DPSによると、被害者は39歳の地元男性で、32歳の運転手も地元男性でした。DPSは彼らの名前を明かしませんでしたが、バラエティ紙は、被害者が癌患者サバイバーで、Commonwealth Cancer Associationの提唱者であるメルヴィン・サキサット（Melvin T. Sakisat）氏であるとの情報を得ました。
彼は出勤途中に車にはねられました。
午後10時頃、被害者はコモンウェルス・ヘルス・センターに搬送されましたが、午前0時頃、負傷により息を引き取りました。サキサット氏は午前12時53分、正式に死亡が確認されました。
ソーシャルメディア上で、Commonwealth Cancer Associationは次のように伝えています。「メルビン氏は口腔癌と診断された後にCCAを見つけ、それ以来、熱烈な健康チャンピオンになっていました。彼は何年もかけて口腔癌の原因となる致命的な習慣に反対を唱え、自分の話をすることで人々の心に触れました。彼の遺産は生き続けています」
サキサット氏には、娘のリナ、兄弟のモリー、エダ、ジェローム、ジュリアン、ピーターの子供達ががいます。
弟のジュリアンは、被害者の葬儀のための資金を集めるためにGoFundMeのアカウントを作成しました。
「メルビンは（中略）寛大な人であり、リナ・サキサットの愛する父親でした。彼は…喜びをもたらし…その優しさと明るい人柄で多くの人の心を動かしました。メルビンは6年間癌と闘い、生き延びました。自分の経験を伝え、意識を広めようとする決意とコミットメントによって、彼は地域の人々の心に触れ、がんと闘う患者を励ますスポークスパーソンとして、連邦がん協会の提唱者となったのです。私たちの愛する故メルビン・T・サキサットの記憶は、彼が触れた人々の心の中に生き続け、永遠に残ることでしょう。素晴らしい人であり、父親であり、友人であり、そして最も重要なのは兄弟であったことです。私たち家族は、彼の葬儀の費用に充てるため、いくらかの寄付をいただけると大変ありがたく思います。心から感謝します」
寄付を希望される方は、https://www.gofundme.com/yedaa-funeral-expenses/。
