＜サイパン＞CHCCがCUCに月々525Kドルを支払うことに合意
THE Commonwealth Utilities Corp.とCommonwealth Healthcare Corp.は、2023年5月8日（月）、CHCCがCUCに毎月525,000ドルの光熱費を支払うことを義務付ける覚書に調印しました。
2023年3月31日現在、CHCCはCUCに対して5360万ドルの債務を負っています。
アーノルド・パラシオス知事とデビッド・M・アパタン副知事による約2週間の交渉の後、CHCCとCUCは午後4時頃、知事室で両者立ち会いのもと、「CNMIの主要医療施設への水・電力サービスの継続を確保する」覚書にサインしました。
MOU（覚書）の下、CHCCはCUCに対し、2023年5月12日から毎月525,000ドル以上、その後毎月15日に、1年間にわたり支払うことに同意しています。また、「毎月の支払総額が、実際の消費量に基づくCHCCの毎月の請求額を超える場合、CUCが受け取った支払額の残りは、CHCCの滞納額に充当される」ことも理解されています。
CHCCが30日経過しても支払いを行わない場合、CUCはCHCCの公共サービスを直ちに停止するものとします。
覚書に署名したのは、CUCのBettina G. Terlaje局長代理とCHCCのEsther L. Muna最高経営責任者です。
「私は、CUCとCHCCの間で協定が結ばれたことを嬉しく思っています」と知事は述べると同時に、「CHCCの未払い金の支払いにも役立つ妥協点を見出した両機関に感謝しています」とも述べました。
CHCCはこの合意に満足しており、これを可能にしてくれた知事と副知事に感謝しているとムーニャ氏は語りました。「連邦政府のパートナーだけでなく、コミュニティの多くのメンバーが心配していたことは承知しています」と彼女は述べました。
「これは、両者が運営機能を損なうことなく、自らに適用される連邦規制の遵守を果たすための重要なステップです。CHCCにとって、それは質の高い医療を提供することです」と彼女は付け加えました。
我々CUCとパートナーであるCHCCが、友好的かつ協力的に解決できるどんな違いよりも、我々の関係者であるコミュニティの福祉を優先できるようにしてくれたパラシオス知事とアパタン副知事に感謝します」とテラヘ氏は述べています。「滞納分はまだ交渉・和解中ですが、CHCCが今後、現在の請求額を毎月支払うようになり、滞納分の増加が抑えられることをCUCは嬉しく思っています」
CUC理事会議長のジャニス・マリー・A・テノリオ氏によると、「知事と副知事は、政府機関や省庁、特にCHCCを含むすべての顧客と協力し、我々の公益事業機関に対する債務に柔軟に対処するという我々の取り組みを常に支持してくれている」としています。
CUCとCHCCは、取締役が知事の任命による自律的な公社です。
CHCCを含むCNMI政府は、2023年3月31日時点で6,637万ドルの公共料金の未払いがあり、CUCの最大の滞納者となっています。
