<グアム>UOGシーグラントが収穫した魚を寄贈
グアム大学シーグラント校の養殖プログラムは、台風マワー後の復興活動の一環として、新鮮なティラピアを住民に寄贈しました。
この魚は、同プログラムの再循環型養殖システムで収穫されたもので、5月26日にマンギラオ市長室で配布されたと同大学からのニュースリリースに記載されています。
この養殖システムは、裏庭での養殖システムを始めたいと考えている非営利団体やコミュニティベースの組織のためのモデルとして役立っています。UOGシーグラントは、伝統的な知識と現代的な技術を組み合わせた実践を促進するために、この養殖プログラムを開始しました。
UOG Center for Island Sustainability and Sea Grantのディレクターであるオースティン・シェルトン氏は、養殖プログラムは島の食料安全保障を高めるために開始されましたが、プログラムの取り組みは、あらゆる災害で被災したコミュニティへの緊急支援にも重点を置いています。
「台風の後は、島が最も食料の確保を必要としている時です。私たちは、この時期に最も必要としている人たちに、ティラピアを…地域社会に届けることができることを嬉しく思っています」
UOGシーグラント養殖専門家のデイブ・クリソストモ氏は、「食料安全保障と回復力は、現在、最優先事項であることが判明しています」と述べています。「私たちが行っている養殖とアクアポニックスのプロジェクトは、すべてこの目標に向けたものです」
寄付金を受け取ったマンギラオのケビン・デルガド副市長は、食料を提供し、持続可能性を促進するこのプログラムを賞賛しました。新鮮なティラピアの寄贈は、多くの住民が冷蔵食品を失った時期に行われました。
UOGシーグラントの養殖プログラムは、国連が掲げる17の持続可能な開発目標のうち、開発のために海洋と海洋資源を保全し持続的に利用することを目的とした目標14(Life Below Water)を推進しています。
また、水産養殖業の持続的かつ長期的な成長は、目標2(飢餓ゼロ)、目標8(ディーセントワークと経済成長)を含むいくつかの目標の達成にも貢献することができます。
知事室と知事の水産養殖タスクフォースは、食料安全保障と持続可能性を実現するための戦略的パートナーです。
情報はリリースで提供されました。