＜グアム＞開発者：埋葬地や絶滅危惧種のある土地を更地にしていない
業者と土地所有者が、台風マワーを利用して、古代の埋葬地や絶滅危惧種のカタツムリの生息地であった可能性のあるタモンの土地の伐採を隠蔽しようとしたとして告発されています。
この土地の所有者であるエバーグリーン・フェニックス・リゾートLLCの代理人を最近まで務めていた男性は、台風で倒れた木を伐採しただけで、それ以上のことは何も起きていないと述べています。
不正行為があったと判断された場合、複数の政府機関から数十万ドルの違反金と罰金が課せられる可能性があると関係者は述べました。ダグ・モイラン検事総長も、同事務所がこの疑惑について調査を開始したことを確認しました。
火曜日、タモンのハイアットリージェンシー・グアムとバーガーキングに挟まれた土地で、倒木や枝の山、削られた土のようなものが見られました。台湾を拠点とする投資家エバーグリーンは、2010年代後半に、ハイアットに直接隣接する区画を含む、タモンの約14エーカーの土地を4000万ドル以上かけて購入しました。
州歴史保護官のパトリック・ルハン氏は、1週間以上前にこの土地が更地になっているという情報を得たとポスト紙に語りました。彼は日曜の午後、作業中の現場に現れ、現場の作業員に中止を命じたと言います。バックホーと掘削機2台があり、台風マワーが伐採しなかった樹木を根こそぎ切り倒すために使われているとルハン氏は考えましたが、現地の作業員はそうではないと言ったとのことです。
ルハン氏によれば、この区域を更地にする前に、まだ行われていない考古学的調査が必要だと言います。
「すぐ隣のハイアットでは、1980年代後半にこの地域が調査されたとき、非常に多くの埋葬が発掘された」とルハン氏。
「タモンではどこでも、埋葬されている可能性は高いのです」
タモンでの居住は数千年前にさかのぼります。この地域では、遺跡や文化財が日常的に発掘されています。最近では、考古学的発見により2021年のクラウンプラザ・リゾート・グアムの改装が中断されました。
ルハン氏によると、彼のオフィスとスタッフの考古学者が被害査定を行なっている最中で、今週中にも最終決定されるかもしれないとのことです。歴史的建造物の破壊は第3級の重罪であり、1回の違反につき最高5万ドルの罰金が科せられます。関係者は高額な罰金に直面する可能性があり、同氏は『ポスト』紙に「これは本当に大きな違反のようだ」と語っています。
敷地内には歴史的・文化的資源のほか、絶滅危惧種のカタツムリが生息しており、そのことは所有者に報告され、グアム農務省にも破壊の可能性が伝えられたとされます。
水生野生生物資源局の職員は、水曜日の朝、職員が現場を視察したことを確認しました。現場でのカタツムリの個体数や種類については、『ポスト』紙はすぐに明らかにできませんでした。
倒木の除去のみ
しかし、中止命令が出された日に「責任者」であった地主の代理人としてルハン氏から確認されたハリー・グティエレス氏によると、タモンの現場では倒木の除去以上のことは行われていなかったとのことです。
グティエレス氏は、水曜日の時点ではもうエバーグリーンLLCの代理人ではなく、「問題を起こしたくない」ので最近「手を引いた」とポスト紙に語りました。
彼は元々、フェンスラインの清掃とフェンスの修理のために地主に雇われ、マワーが襲撃する約2週間前からその仕事に携わっていたとのことです。ハイアットのそばの敷地は12年ほど手つかずでした。台風の後、木が倒れ、敷地へのアクセスを妨げていたと言います。
さらに、4本ほどの木が倒れてハイアットのフェンスラインにかかり、ビーチへのアクセスを妨げていました。
「台風がグアムの木々を根こそぎにしなかったと言うのですか」と彼は尋ねました。
グティエレス氏によると、彼は以前、この土地のカタツムリの個体数の問題を評価するために人を雇ったとのことです。
また、以前の所有者は、数十年前にその土地の砂を売ることによって、その地域を一掃していたとのことです。政府からの引き延ばしが続くと、最終的にはタモンの土地所有者が撤退し、プロジェクトを放棄することになるかもしれないと彼は言っています。
彼は、この土地の工事を請け負う業者を雇ったと言いましたが、その業者については名前を伏せました。
「彼らには責任はありません」とグティエレス氏は答えました。
調査は継続中
請負業者免許委員会のニダ・ベイリー調査官は、彼女のスタッフが関与した請負業者を特定するために働いているが、今のところうまくいっていないとポスト紙に語りました。調査官は月曜日にタモンの現場に行き、グティエレス氏に対して出頭命令が出される予定だと彼女は言いました。
公共事業局のビンス・アリオラ局長は、同局はこの問題について、ルハン氏、地元農業機関、グアム請負業者委員会、土地管理局、検事総長と協力していると述べました。
「違反は今週出される」と彼は言います。「SHPOから停止命令が出された。DPWは違反命令を出そうとしたが、現場に誰もいなかったので、所有者と請負業者の確認を求めています」
検事総長は、どのような法律違反があったのか、刑事告発や民事訴訟が行われる可能性があるのかについてはコメントを避けました。
「我々は調査の予備段階にある」とモイラン氏は言っています。
ルハン氏は、現場で違反があったこと、そしてそれが意図的なものであったことをより確信していました。
「投資家であれ、地元の人々であれ、特に文化的、農業的に非常に敏感な土地で、いわば政府の尻ぬぐいをしようとする者がいまだにいるのは残念なことだ」
