<グアム>GMHには現役の産婦人科医が11人もいないと医師が語る

病院:2023年12月7日木曜日、タムニンにあるグアム・メモリアル病院。

ジョナ・ベナベンテ/グアム・デイリー・ポスト紙

グアム・メモリアル病院(GMH)陣痛分娩病棟の産婦人科医によれば、グアム・メモリアル病院当局は、同病院で勤務可能な産婦人科医の数に関して、地域社会に「誤解を招く」情報を提供しているようです。

ジェフリー・ガベル医師の死が分娩室に与えた影響についての問い合わせに対し、GMHは金曜日にプレスリリースで「現在GMHAで分娩特権を持つ産婦人科医師は11人」と発表しました。

しかし、同病院の常勤産婦人科医であり、医療スタッフの前会長であるジョナサン・シデル医師によれば、この数字は「誤解を招く」”とのことです。

シデル氏はグアム・デイリー・ポスト紙に、「特権と実際に働けることは違います。実際、特権を与えられている人たちの多くは島を離れているのでしょう」と話しました。

シデル氏によれば、「特権」は最低2年間延長され、医師が退職した後でも、その期間は有効であるとのことです。

GMHAの広報担当シンディ・ハンソン氏は、病院が延長する特権や、島外の医師が特権を持っていても分娩に立ち会えないことがあるのかといった質問には即答できませんでした。

この「11」という数字は、2023年10月末時点の病院の2024会計年度の人員配置パターンと一致せず、常勤の産婦人科医はウィリアム・ヴェルシオ医師とシデル医師の2人だけです。また、常勤産婦人科医の欠員は1名となっています。

しかし、その数でさえも、常勤換算で見た場合、完全に正確とは言えないとシデル氏は言います。

「私としては、(11人という数字は)誤解を招きかねないということをお伝えする資格があります。パートタイムとフルタイムを合わせても6人しかいません。その多くは島にいない。もしかしたら、誰かの休暇をカバーして戻ってくるかもしれませんが、現役の常勤職員は病院に6人しかいません」とシデル氏は言います。

アニー・ボーダロ医師、トーマス・シー医師、フリードリッヒ・ビーリング医師は非常勤です。

「テレサ・アンダーウッド医師は4分の3です。それから5人の医師が3、4ヶ月に1回、1週間ずつ勤務しています」とシデル氏は述べました。

同氏によると、サイパン出身の産婦人科医も1人いて、病院で待機しているとのことです。

半年で退職するシデル氏は、産婦人科のホスピタリストの年齢の中央値は64歳で、シデル氏のような医師は週48時間働いていることも確認しました。

そして、ガベル医師の死と産婦人科医の限られたプールとが相まって、病院にさらなるプレッシャーを誘発することはないが、同じことが産婦人科患者一般に言えるわけではないとシデル氏は言います。

「プレッシャーにさらされているのは医師ではなく、むしろ患者なのです。彼らは医者を見つけられないのです。診察まで3、4ヵ月も待たされる患者はかわいそうです」とシデル氏は言います。

同氏によれば、要するに島では産婦人科医が不足しているとのことです。

助産婦の数は少ないのですが……」とシデル氏は言います。

「GMHAでは月に約250人の赤ちゃんが誕生しており、病院はグアムでより多くの産婦人科医が必要であることを認めています。GMHAは、より多くの産婦人科医をスタッフに迎えるため、精力的に募集を行っています。しかし、多くの需要の高い専門分野と同様に、GMHAはこれらの医師を国内および国際レベルで競争しています」とGMHAは金曜日にプレスリリースで述べました。

「ボーダロ氏が1年前に指摘したように、グアムの産婦人科医のローテーションには波があります。しかし、それが真実でない専門分野など、私には考えられません」

GMHAは、他の病院が求める高い賃金や契約パッケージと競争するのは難しい、とGMHAはリリースで述べています。

「GMHAは、このような困難があるからこそ、知事室と立法府の支援により、採用活動の競争力を高めることができたのです」とGMHA管理者のリリアン・ペレス=ポサダス氏は語りました。

https://www.postguam.com/news/local/doctor-says-gmh-does-not-have-11-active-ob-gyns/article_3d8772c4-9641-11ee-b2d0-97b400cd37c3.html

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