<グアム>気象庁:マリアナ諸島にモンスーンの尾、台風シーズンは終わっていない
激しい雨:2023年10月13日金曜日、ハゴーニャのルート1沿いにできた雨の中を走る車。
ジョナ・ベナベンテ/グアム・デイリーポスト紙
台風ボラーベンがマリアナ諸島を去ってから数日が経過しましたが、天候は一向に回復していません。金曜の早朝、島に大雨が降り注いだため、住民は傘やレインコートを持参して出かけました。
国立気象局グアム予報事務所の警報調整気象予報士ランドン・エイドレット氏によると、グアムはボラヴェンから南下し南西に伸びる「モンスーンの尾」の下にあるとのことです。
「また嵐が来るのか?」とか「心配するようなことなのか?」という質問をいくつか受けました。そうではありません。これは別の嵐ではありません。
「台風ボラヴェンはまだ我々の北に位置し、緯度を上げながらこの地域から離れています。しかし、このモンスーンの尾はマリアナ諸島を南下し、ヤップとパラオに向かって南西に伸びています」
モンスーンの尾は、土曜日には東に遠ざかり始め、グアムにはもう少し日差しがあるかもしれません。
「土曜日はもう少し日差しが強くなりそうです。まだ雲は多いが、(金曜日の)朝のような大雨にはならないでしょう」とアイドレット氏は金曜日にグアム・デイリー・ポスト紙に語りました。
台風シーズンまであと2ヶ月
ボラヴェンは火曜日に一晩かけてロタとテニアンの間を通過しました。グアムへの最接近は50マイルほどでしたが、この台風はグアムに強風と大雨をもたらしました。
しかし、5月下旬にグアムを襲ったカテゴリー4の台風マワーとは対照的に、グアム島はボラヴェンからほとんど無傷でした。
現在の天候は、すぐに来る暴風雨の兆候ではないが、グアムでは年末までにさらに暴風雨に見舞われる可能性があるとアイドレット氏は言っています。