＜テニアン＞「テニアンはCNMIの経済回復のための最良の解決策を提示する」
テニアン島とアギグアンのエドウィン・P・アルダン市長は、テニアン島が米軍の地域計画で果たす役割が増大し、観光産業がまだ再建に苦闘している中、テニアン島はCNMI全体の経済回復のための最良の解決策を提示していると述べました。
先週の月曜日、テニアン自治体の2024年度予算公聴会が開かれ、アルダン市長は、現状ではテニアンが米国防総省とこの地域の国家安全保障の主要な焦点であると述べました。
「行政や立法府がテニアンの指導者と協力し、CNMI全体に利益をもたらす政策や法律、規制を可決することは、より理にかなっているのではないでしょうか」
アルダン氏は、CNMIのすべての自治体が財政的、経済的な困難に直面しており、CNMIを再建する可能性があるのであれば、これまで以上に団結する必要があると述べました。
またアルダン氏は、2024年度予算においてテニアンとロタへのホテル宿泊税の割り当てを停止しないよう立法府に求めるロタのオーブリー・ホッコック市長と同じ立場であると述べました。同氏は、これらの資金は観光促進や、毎年開催されるお祭りやグラウンドメンテナンスの契約に必要不可欠であると言っています。
アルダン氏は、緊急事態のための資金を計上し、緊急事態や災害が発生する前、あるいは発生した時点で各自治体に資金を提供し、対応や復旧に必要な商品やサービスを調達できるようにするよう、下院予算委員会に再度要請しました。アルダン氏は、ホッコック市長は最近、スーパー台風ユツでテニアンと同じ困難を経験したので、この要請を支持すると確信していると述べました。
アルダン氏はまた、固形廃棄物管理資金に関する支出権限を市長に与える必要性を委員会に提起しました。これは、アルダン氏が毎年立法府に要望しているもので、テニアンでの国防総省の演習やプロジェクトの増加に伴い、ますます重要になってきているとのことです。
現在、この権限は公共事業局長にありますが、廃棄物ゼロ管理計画を実施し、固形廃棄物移動ステーションを効率的に運営するためには、市長またはテニアンDPWの常駐部長に移譲する必要があると同氏は述べました。
「私たちはこの権限を法律で移譲するよう働きかけてきましたが、うまくいきませんでした」とアルダン氏は述べ、テニアンが最終的にごみ中継所の運営予算を計上し、固形廃棄物管理に関するいくつかの懸念を解決できるよう、2024会計年度予算案にこの条項を再度挿入するよう委員会に求めていると付け加えました。
自治体が直面している最も重要な問題は、自治体の運営、プロジェクト、プログラムを効率的に管理できるよう、自治体に財源を管理する権限を与えることにあるとアルダン氏は述べました。
基本的には、と同氏はさらに述べ、市町村のインプレスト口座を復活させ、毎月月初にテニアン財務局のインプレスト口座に運営資金を振り込み、業者への支払いを直接管理できるようにすることであると付け加えました。ネット上の定義によると、インプレスト・システムは財務会計の一形態であり、最も一般的なのは定期的に補充される小口現金です。
アルダン氏は、彼が要求しているのは運営資金と地方交付金のみであり、人件費は要求していないと指摘しました。新たな部署や方針を設けるのではなく、テニアンの財務局職員にサイパンの職員と同じ権限を与えることで、調達や財務システムにおける過度な遅延や混乱、対立をなくすためだと同氏は指摘しています。
