＜グアム＞元閣僚の裁判は来年
性的暴行の罪に問われている元知事閣僚の裁判が来年開かれます。
火曜日午前、エイドリアン・ピーター・クルズ被告は、グアム高等裁判所でバーノン・ペレス判事の前に出廷しました。この審問は、第4級犯罪性行為および売春助長罪（第3級重罪）およびハラスメント（軽犯罪）に対して無罪を主張して以来、クルズ被告にとって初めてのものでした。
クルズ被告の弁護士によると、裁判は2024年3月24日に開始される予定。ポスト紙のファイルによると、クルズ被告は迅速裁判を受ける権利を放棄したとされています。
裁判の日程が決まり、クルズ被告の弁護士ウィリアム・ブレナン氏は、スケジュールに従い、期限を遵守するつもりだと述べました。
クリスティーヌ・テノリオ検事補がこの事件の担当検事です。
ペレス判事はクルズ被告の次回審問を11月7日に予定しています。ペレス判事は釈放中のクルズ被告に対し、釈放中に重罪を犯した場合、クルズ被告は5年から25年の禁固刑に処される可能性があることを念押ししました。
容疑
クルズ被告の起訴は6月9日に提出された訴状に基づくもので、それによるとクルズ被告は5月26日に犯罪的性行為とハラスメントを行い、5月31日に売春を助長したとされています。
起訴状にはクルズ被告の容疑行為についての詳細はあまり書かれていませんが、彼は17歳の少年の内腿を触ったり、力や強要を用いて意図的に性的接触に及ぶことで性的犯罪行為を犯し、被害者を殴る、蹴る、突き飛ばす、攻撃的に触ると脅すことでハラスメントを行なったと書かれています。
売春の助長については、告発文書によると、クルズ被告は「故意に売春をするよう、あるいは売春に従事するよう人を勧誘した」とのことです。
クルズ被告が逮捕された6月10日当時、彼はグアム政府に雇用され、ハガニャ修復再開発局の事務局長を務めていました。アデラップのスポークスマンであるクリスタル・パコ＝サン・アグスティン氏は、グアム・デイリー・ポスト紙に、アデラップが手紙を受け取ったのは6月10日であったが、行政は6月6日付けでクルズ被告から辞表を受け取ったと語りました。
クルズ被告は、アデラップで直近の職務に就く前は、アデラップの上級政策顧問、グアム農業省の副局長、エストリオータ委員会の委員長、脱植民地化委員会の自由連合タスクフォースの委員長など、行政の他の職務を歴任していました。
